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2009-07-19

No more BuiBui!-もう、ぶいぶい言わせない-

薔薇の名前:『ワイルドイヴ』Wildeve(S)〔D. Austin, 2003〕ブイブイ編最終回のこの日のためにわざわざUPを差し控えておいたバラ(^^;キュート!
楽天ショップ「バラの家」『ワイルドイブ』(低ER桃)国産苗大苗6号鉢植品

前々回「難敵甲虫-コガネムシ-」、前回「ガネやンの産卵」の復習を済ませて、っと..。ドウガネブイブイの羽音が「ブンブン」と聞こえ、コガネムシとカナブンの区別が付けにくいことから、総じてコガネムシ科の中型甲虫を「ブイブイ」もしくは「かなぶんぶん」と呼ぶようになったとか。難敵甲虫ガネやン=ブイブイにもうブイブイ言わせないための最終回、始まり始まり~♪

=!産卵!=
・6月下旬~9月中旬(7月がピーク)
・露出度の高い地表面に飛んできて、夜間最深10cm位潜って産卵。
・平均的な産卵数 メス1匹につき数個~多くて50個!?

50個も産卵されたらたまったもんじゃない!
産卵防止策としては、産卵の時期にニームケーキを地表面に撒布するか、若干埋め込むか。或いは、バラ苗の近くにガネやンが嫌うヘンルーダを植えるか、ガネやンが食べたらあの世へ行くと言われている白花ゼラニウム(この点については根拠が現在の所確認できておりません、念のため)を近くに植えるか、あるいは、産卵したら土が盛り上がっていたりするので、ほじって卵を取り出すか。

*ヘンルーダ(ルー)について
学名Ruta graveoiens:南欧原産のミカン科ヘンルーダ属のハーブ。graveoiensという学名の通り強い匂いがする(葉の香り成分シオネール)ため、別名「ハーブオブグレイス」Herb of graceとも言われ、猫よけやハエよけとして知られている。嘗ては香味付けとして料理等に利用されたり、解毒剤として薬用にされていたが、近年毒性が確認された(葉や茎には皮膚炎を引き起こす成分があり、溶血性があるため妊娠中の女性は使用を避けた方がよい)ため、最近では主に防虫剤やドライフラワーとして利用されている



=!コガネBabyの様子!=
・卵から蛹になるまで少なくとも1ヶ月は必要
・10-11月頃地中最深30cmまで潜って越冬
・翌年の3月4月頃地面の温度が上がってくると同時に地表近くへ移動

産卵されても、蛹にさせない!そのためにもニームの定期的撒布&土壌灌水をするのが宜しいかと。また、ニームケーキ(カーネル)を表土に1ヶ月に1回を目安にすき込むのが宜しいかと。


=!コガネBabyのお食事!= 
・孵化すると同時に植物の根を食害
  孵化直後=秋のお食事
  メタボ後=春のお食事

♪夏過ぎて食欲へらぬコガネかな♪  

   楽趣味怨念の一句

Babyの食欲を減退させるためにも、根気よくグリーンニームの撒布を心がけるのが一番かと。

=!コガネBabyの嫌いな寝具各種取り揃えております!=
・明るい寝室
・硬いベッド
・ごわごわ布団
・臭いベッド
・腐食物や細根の少ない寝室

コーヒーの滓を乾燥させて土表に撒くという手もあるみたいです。ニームカーネル(ケーキ)の少なめ撒布も効果あるでしょう、定期的なニームの撒布も止めてはいけません。コガネBabyを見つけたらさよならしましょう。
まぁ、とにかく、石油系化学合成薬剤を用いずにコガネムシと対峙するには、ニームという頼もしい味方をそばに置き、根気よく対処していくしかないかと。

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ニーム核油かす

来年は『ワイルドイヴ』と隣り合わせてみようかなと画策中のバラ『ブランシェカスカード』

「ブランシェカスカード」(Del白)国産苗大苗6号鉢植品



そう思っていたところ、な、なんと!もしかしたら、救世主出現?ってなものを見つけてしまいました。 その名も天敵細菌農薬「ブイハンターフロアブル」(詳細はココをクリック)なになにー?コガネムシ類幼虫に選択的に効果がある?土壌や水質を汚染しない?生態的攪乱を誘発しない?人畜に対し安全で悪臭もない?それで、化学農薬と同等以上の効き目?まるで夢のようなBT剤(細菌農薬)ではないですかー!?
でも、これって、バラにも有効なの? ごくごく普通に庭遊びしてる人でも使えるの??どなたかこの方面に詳しい方、ご意見をいただけましたら幸甚に存じますm(_ _)m
 ♪

6 件のコメント:

  1. ヘンルーダ(ルー)は2年前の春に種を入手して育てているけど、効果の程は?です。少なくとも地上部においてはヘンルーダの隣のバラも食害されます。私の感覚では、ニームの搾りかすで作った堆肥が効果あると主張するのと同程度です。ヘンルーダ、18苗、4号ポットにて待機中。果たして定植される日は来るのか(笑)

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  2. コーヒー粉について...母がバラではなくてアサガオに、肥料代わりに、といって撒いていたことがありますが、そのプランターのアサガオは全部、何故か身の丈15cm程度の超チビつるなしアサガオになってしまいました。
    他の原因だったかもしれないけど、あれ以来コーヒー粉(というかカス)は植物には使っていません。

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  3. OMOやん 18苗もルーが?そりゃまた凄いですね。猫よけにもなるそうですが、某BBSでは猫も好む香りだとか?

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  4. gureさん 矮性アサガオになってしまったのですか?カフェインは抽出時にかなり溶出するので、そんなに残存しているとは思えないのですが。カフェインの問題じゃないかも。油分が残っていることは確かですけどねぇ。何だったんでしょ?
    コガネ幼虫に対してはカニガラのマルチングとかの話も聞きますね。カニガラだったらキチン質も含有しているから物理的化学的にも有効かも。

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  5. >18苗もルーが?
    種ももう1袋残っているわよ。バラとコラボしてそれほど美しくないと感じるのが定植が進まない理由です。地植えにすると丈・幅とも80cmくらいになって「バラよりでかい!」ってことも。まめにヘンルーダを切り戻せる方はどうということは無いと思います。
    >猫よけにもなるそうですが、某BBSでは猫も好む香りだとか?
    あのくだり、当時も読んでいたけど、うちの周りでは野良猫が出没しないし、どのような反応をするか分からなかったのよ。
    効果の実感できないコガネムシ対策の話をBBSに書き込んでもねーと静観していたのでした。
    天敵細菌農薬「ブイハンターフロアブル」気になるわね。タージさんがいい仕事してくれるから急がないけど、私も気に留めておきます。

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  6. OMOやん 確かにルーが多いとコラボは難しそうですね。地植で大きく育ってしまうのですね。ハーブ類は生育旺盛なものが多いから。

    白花ゲラニウムがコガネ成虫にダメージを与えるって話もいろいろ探ってみたのですが、その根拠を明らかにするdataが未だに見当たりません。風評?何故に白花だけ?って疑問だけが取り残されている感じです。色素と成分との関係??謎は深まるばかりです。

    BT剤の情報は余り新しくないのですよ。平成11年頃初出のもので。画期的なものだという謳い文句だったので探してみたのですが、商品化されてない?のかも。新JAS法との絡みで市場に出せないとか?その方面はちんぷんかんむりです。

    今のところタージ大佐が目に見える結果を残してくれているのでええかな。誠実で優しいしね(^^

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