Paul's Himalayan Musk

普段楽趣味がよく手にしているバラ栽培関連書籍は以下の３冊。

・村田晴夫
「つるバラのすべて」
「バラの咲く庭づくり」

・後藤みどり
「小さい家で楽しむわたしのバラ庭づくり」

　　　

このうち、後藤みどりさんの本では、系統ごとに冬の剪定法が図説されていて大変分かりやすく、一品種の剪定方法が「同じように剪定できる品種」と記載されたバラにも援用できるような記載があり便利です。

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2008年のポールズヒマラヤンです。

以前「つるバラの夏の枝伸ばし」でも書いたように、楽んちのポールズヒマラヤンはでかいテラコッタ(口径40cm×高さ80cm位)に植え付けてあります。今年で4年目を迎えた株は2年前から急成長して今や脚立無しでは近くで葉や枝を観察できない大きさ/高さになっているのっす。測ったことないですけど、一番長い枝で･･･株もとからの全長5m以上はあるのかな？
2年目までは、それこそ鳴かず飛ばずで「いつどこに花が咲いたの？」状態だったポールズヒマラヤン。剪定する程の枝も伸びず。で、3年目（2008年春）にやっとそれらしく花がちょぽっと咲いてシュートも良く伸びました。一季咲きですから、春にわぁ～っと咲いたらそれで来年までしばしのお別れ。さて、夏の間どないな風にすればよいのやら、それに、冬の剪定はどうすればよいのやら？当時は上記3冊を持っていなかったので、謎は深まるばかりでした（＾＾；




夏にぐんぐんシュートが伸びたし台風が来たりして枝が折れたら困るから、出来るだけ枝を垂直になるように(ほぼ無理だけど＾＾)して枝がブラブラしないよう結わえられるところはまとめて紐で粗めに括ったりしましたけど、冬の剪定は枯れ枝や「何か気にくわない」枝をチョッキンしただけの適当なもの。
ええぃっ！今年（2008年）花数増えたし枝も伸びたから来年（2009年）もどうにか咲くだろう、ここまで待ったんだからもう一年様子を見てみよう！ってことで事なきを得ました（←得てへん得てへん！）

2009年のポールズヒマラヤンです。

というわけで、（←何の脈絡もないやんか～、われ～！）
今年花が終わって数ヶ月経った頃後藤みどりさんの本を入手しまして、読んでおったらポールズヒマラヤンのことが一杯書いてあったです。以下、楽んちのポールズヒマラヤンに当てはめてまとめてみました。

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☆冬の休眠期には枝を水平に曲げてわき芽の高さを同じ位置にするようにしておくことが必要。何故なら、栄養が均一に芽に届くから。うんうん！Rosalindのstudy roomでそれらしきことを勉強した、した！
そうすることで多くのわき芽から花が咲くわけね。今年のポールさんがそんな感じだった。

☆曲げた枝は樹勢が弱まっていくので寿命が短くなる（うん！確かにそうだ）。新しいシュートが出たら、2-3年経過した古い枝を曲げたところから剪定して新しいシュートに更新する必要がある。
なるほど！枝伸ばししてシュートの更新をはかるのね。了解です。

☆因みにポールズヒマラヤンムスクの剪定については、他のランブラー系（『ボビージェイムス』とか）やハイブリッドムスク系（『モーツアルト』『ペネロペ』とか）と共通することだけど、
・枝の太いところで剪定しても花は咲かない。
・シュートは1,5m以上伸ばして誘引するとよく咲く
・若い株は開花前に出たシュートを切っておくと花がよく咲く(5年位経つと切らなくても良い)。
・シュート先端の細く枝分かれしたところを残して誘引するように。
・柔らかめの貧弱な枝には花は咲かないので、硬くて2-3mmの太さの所まで剪定する。

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なんだあ～、去年から今年かけて行ったことはさほどズレていたわけではなかったんだぁ～。んじゃ、先日鉢増ししたモーツアルトも同じように剪定したげれば良いのかな？モーツアルトもどえりゃあ枝が伸びて根張りももの凄かったから、ちょぽっとチョッキンコしてあげなくちゃね♪

ん？
♪ピ・ン・クのモーツアルト〈じゃかじゃん〉♪
って歌は、バラのモーツアルトのことを歌った歌なの？


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　♪