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2010-09-28

metaphor?

まずは引用から。
"Same words and phrases constantly pop up, and allusions, metaphors, similes." Lucy was talking about the language analysis she ran. 〔q. from Patricia Cornwell "SCARPETTA"〕
これは、ドクター ケイ・スカーペッタの姪ルーシーがコンピューターを使ってゴシップ記事の書き手が男性か女性かを言語分析している場面の一文。

ふぅ~ん。修辞法(レトリックRhetoric)って前々から苦手。
小難しいことはよく分からない~。
allusion, metaphor, simile・・・それぞれの違いって何?
以下Wikipeってみた。

レオニーラメッシュ

●引喩(いんゆ、allusion)とは、有名な人、場所、出来事、文学作品、芸術作品などを直に述べるか、それらについて言及する修辞技法のこと。
引喩代入の歴史は古く、ヘレニズム期のカリマコスの詩、古代ローマのウェルギリウスの『農耕詩』(Georgics)、アレキサンダー・ポープの『髪盗人』、近現代ではT・S・エリオットの『荒地』(The Waste Land)がとくに有名である。

どれも読んだことがない...(--;タラ~リ
で、つまりはどういう事が引喩なの?
仏蘭西ルイ16世の王妃マリーアントワネットに纏わる有名なパンの話は、それが事実かどうかは別として、多くの人が知っている。この話をこのように代入するのが引喩。なるほど!

●メタファー(metaphor)は、隠喩(いんゆ)、暗喩(あんゆ)ともいい、伝統的には修辞技法のひとつとされ、比喩の一種で、喩えであることを明示する形式(直喩。例えば「~のようだ」のような形式をとるもの)ではないものを指す。〔Wikipediaより〕
●simile:直喩(ちょくゆ)とは、比喩の一種で、比喩であることを明示する表現をいう。明喩(めいゆ)ともいう。それに対し、文字通りに解釈すると比喩であることがわからない比喩表現を、隠喩あるいはメタファーという。
直喩は明白なつながりのない2つの事物を比較する言い方で、典型的には「雪のように白い」「ひょうたんに似た形」「死ぬほど退屈」などの言い回しを用いて表現される。
直喩と隠喩:一般に直喩は比喩とわかる言い回しを用いるのに対し、隠喩は文字通りに解釈すれば比喩とはわからないような形で表現される。ただし境界は必ずしも明確ではない。
例えば「海のように深い愛情」は直喩である。
「ほど」を用いる言い方は微妙である。「ほど」は文字通りの意味では「海ほど深い湖はない」のように否定と呼応して用いるのが一般的であるから、「海ほど深い愛情」も直喩と考えることもできる。しかし比喩でなく「神は独り子を与えたほどに世を愛された」などという言い方でも使われる。
「海と同じくらい深い愛情」「海よりも深い愛情」という言い方は、「海と同じくらい(よりも)深い湖」という文字通りの意味でも共通に使われるから、隠喩に近い。〔Wikipediaより〕
なんとなく、思い出した。そんな授業を受けたことを^^
「海よりも深いバラへの愛」ってのは隠喩に近いのか^^

寒さで花弁も萎縮しているようだ^^

書き手が男性か女性かなんて文章で判断するのは難しい。
「なんとな~くそうかな?」と思う時もあるけど・・・。
ちょっと男性的な文章を書くけど女性だろうと思っていた書き手が、蓋を開けてみたら男性だったということもあったから、あやふやなことこの上ないと思う。フィルターにかけてしまった現実の誤謬。感じ方、受け止め方は人の数だけ存在する。どれ一つとして同じものはない。共有感というのがあるとすれば、極近い感覚を集合体として認識することか?

レトリックの使い方に性差があるのだろうか?
読んでいてすんなりとけ込める文章と、何度も読み返しても筆者の思惑に近づきにくい文章とがあるのは確かだ。それは男女の別というのとは無関係かも。そこにも存在する感覚フィルター。性差、生まれ育った様々な環境の違い、触れてきた経験の差、その他もろもろ、いろんなことが複雑に絡み合った結果、反応する人それぞれのセンサー。

他人とのアクセス許容範囲という点では男女の感覚的な別というのは存在するんじゃないかな。楽趣味はどちらかというと、横の距離感が一定保てないとストレスを感じる方。例えば、映画館では出来るだけ列の端に座りたい。電車の席でもそう。左右共に見知らぬ人というのはちょっと落ち着かない気分になったり(時と場合によるけど)。

ところが、バトラにそのことを話してもなかなか理解して貰えない。余り気にならないらしい。場面がテーブルに着席する場合なら正面よりも横の方が気が楽だったりするそうな。はぁあ?じゃ、カフェで二人用のテーブルで向かい合って座るのはどうなのよ?落ち着かないのかな?そういえば、向かい合って座った時は大概「早く出よう」って言う。隣り合わせて座った時「早く出よう」と言うのは楽趣味の方だわ・・・。

6 件のコメント:

  1. ずいぶん前の話になるけれど
    某BBSで、楽趣味さんをず~と男性だと思ってたって言う人いましたよね(笑)
    明確に女性の書く文章だと思っていたけど、そう言った人がいるくらい、文章から男女を見分けるのって難しいんじゃないっすか?

    以前病院の診察室で、
    医者が「その椅子にかけてください」って言うから
    医者の横にある椅子に腰かけたのさ。
    そしたら、「もう少し離れてくれませんか?」っていやな顔されて・・・
    そりゃ「ちょっと近く内科医?」とは思ったけどさ、
    あえてその場所に置いてあってそこに座れって言うから座ったのに。
    位置関係も距離も難しですわ。

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  2. 楽さん、こんにちは~^^
    文章から、年齢とか、性別とかを知る術は知りませんが、
    何となく「この人って感覚フィルターが似てる」って思うことありますよ~♪
    もちろん、逆も^^;あるけど。
    電車の席では、隅の席に座るか、立っているか・・・です。
    友達と二人で座る時は、出来れば、斜向かいに座るかな。
    仲がよくても、近すぎると落ち着きません。
    こういうのも、きっと育った環境とかが影響しているのでしょうね。

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  3. みけさん Namaste/^^

    秋の空模様は変わりやすいと言うけれど、まさに今日はそんな女心っぽい^^一日でしたね~。

    診察室の丸椅子ですか?
    あれ、自分が受診する直前に座った人が診て貰ってた位置そのままになってることが多いですよね。
    その医師も嫌な顔せんでもええのにね~。気難しそうな表情のお医者さんって結構多いのかしら?(私の主治医だったセンセが嘗てはそうだった)

    互いの距離感って保つのは難しいかも、ですね。

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  4. bloomさん Namaste/^^

    確かに・・・感覚フィルターが似てるとかってのはあるかもしれませんね~♪フィルターが似ている時って、割とやりとりするのに気を遣う必要が少ないかも・・・って思いました(今思いついただけ~^^)

    電車もベンチシートの場合は隣り合わせになってしまう事が多いですが、ボックスシートだったら、隣同士より向かい合った方がおしゃべりはしやすいですよね。

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  5. 距離、間
    ですか。

    転校の多かった経験からか、
    他者が近くにいても、自己の世界という壁を作ってしまえば特に違和感を感じることがないかも。

    例えば、お一人様で立ち食い店なんかに入る。
    四つ角のテーブルで向かい合わせに立つか、壁や厨房に向かって立つカウンターに立つか。

    私は相席とか全く気にならないので、相手に了解を得れれば
    向かい合わせのテーブルを選びます。
    カウンターだと、荷物とか肘が当たらないかって事の方が気になっちゃう。

    生理的に受け付けない人に背後に廻られるのは嫌ですが
    好きな人も嫌いな人も全て視界に入ってれば安心できるので、横でも真正面でも構わない方ですね。
    楽さんやみけさん、Bloomさんならキスできる距離で話せますw

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  6. >キスできる距離で話せます
    ぬおおおおっ!そ、そりはまた・・・嬉しいというかこっぱずかしいっというか(^^;;
    キスする時はちゃんと囁いてからにしてね(^0^)

    一人で店に入った場合、楽は壁や厨房に向かっての位置はとりませんねぇ..。人の動きや表情を見る(盗み見る?)という悪趣味があるので(爆)。
    「生理的に受け付けない人に背後に回られる」・・・ぶるぶる!想像しただけでサブイボ立ちまくりです。Gyao!
    女性は隣同士より向かい合わせの方が気持ち楽に感じるのだと思うのですけど。。。(いちゃいちゃクプルは別として)

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