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土の団粒化ってのが良い土のポイント。
団粒構造って度々眼にして記事上でも使っているけど、
そもそもどんなんが団粒構造なん?
ってんで、ちょいとまとめてみようと思いクララが立ちました。
《参考サイト》
A)土つくり耕楽園いちじくの志田ファーム-団粒土-
B)京都大学有機農業研究会-ぼかし堆肥学習会-
参考サイトページをざっと読みました。
・土の構造は大きく単粒と団粒に分けられる。
・単粒土代表は粘土とか砂。ともに水や空気の入り込む孔隙が少ない。
・団粒構造は、粘土〔膠質粘土〕とシルトが集まった微小団粒の集合体となり作られる。団粒と呼べる最小のものは0.2mmくらい?
ここでちょっとA)から引用。
水はけもよく(通気性=透水性があり)、水持ちもよい(保水性がある)という、相反する二つの条件を持つということは、土の構造として、団粒構造の土です。団粒構造の土は、団粒間に大きな孔げき(すき間)ができ、団粒内部に小さめの孔げきができています。大きめの孔げきは排水や通気に、小さめの孔げきは水や養分を保つのに都合がよいのです。したがって団粒が発達した土は、土の三相のバランスがとれた、排水性、通気性、保水性、保肥性に優れ、植物の生育に適した土なのです。
なるほどね♪
相反する土の物理的構造をもってるって感じかしら。
んだば、どうやったら土が団粒化するか?
ポイントは3つらしい。
1. 耕す
2. 有機酸資材投入
3. 腐植と微生物
で、このうち3.がよりよい団粒土作りにもってこいらしい。
(ってことは『肥料と用土』のp.15にも)
ここで、B)から引用
毛管孔隙……団粒内部の、0,05mm以下の隙間。毛管張力が重力に勝るため水が保持され、土の保水性に関与する。この水を毛管水と呼び、有効水(植物が利用できる水)である。
非毛管孔隙……団粒間の、0.05mm以上の隙間。重力が毛管張力に勝るため水は下に流失し、土の排水性、通気性、根群分布を支配する。この水を重力水と呼び、非有効水(植物の利用できない水)である。
にゃにやりゃ、大学の研究会レジュメだけあってむっちゃらかしい。
いろいろとこねくり回して、自分が消化できるようにしないとね^^
んっと、まず孔隙ってのはすき間のことだ。
次に、毛管張力ってのは、毛細管/毛管現象と関係ある。
余ったテラコッタの使い道〔Rosalind Infinita 20090629〕って古い記事で毛細管現象(または毛管現象)について触れておきながら、その後確認し忘れていたタームだぃ。
で、参考までに、
・毛細管現象〔Wikipediaより〕
・植物体内の水の動きについて日本植物生理学会〔登録番号0656〕
ってリンクを貼り付けておこうっと。
んで、この毛細管現象のと土の団粒とどういう関係が?
要するに、孔隙が狭い方が毛細管現象によって水を上昇させやすく、根が水分を吸いやすくなるけど、孔隙が太ければ毛細管現象が起きなくて水は吸い上げられず、重力に従って下方へ流れていくって事じゃない(だから重力水)? で、そこには空気が入り込む、と...^^v
さらに言うと、
・団粒の間にある毛管孔隙が多い程、保水量が大きく
・団粒の間にある非毛管孔隙が多い程、空気量が大きい
ってことでしょう。
保水性もあり、排水性もあり(空気の通りも良く)、肥もちも良く、植物の根にとって理想的な団粒の物理性は、
・孔隙量が多い
・毛管孔隙と非毛管孔隙がほぼ同じく存在する
ってことになりはしないか?
で、この団粒を作るには化学肥料は殆ど役に立たない、と。
腐植と微生物が必要となるわけだね。
で、微生物が堆肥を食べて腐植を作り、
腐植が土中の有機酸によってコロイドとなる、と。
んでもって、団粒が出来ていく、と。
こんな感じでまとめてみました。
因みに、先日再生させようとしたバイオゴールドの土は、まさに、毛管孔隙と非毛管孔隙がほぼ同じく存在してる感じの土でした。
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おしまい。
あ・・・バラは昨年末の雨上がりに撮ったサフラノです♪
現在開花中~♪
よく咲くとっても優秀なバラ(T)で~っす♪
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