陸上自衛隊の中央特殊武器防護隊CNBCが、初めて原子力災害派遣されたのは福島原発事故だったとか。
地下鉄サリン事件の時も、CNBCの前身である第101化学防護隊が除染を実施している。
放射線の除染ってどうするの?
化学的な処理をするわけじゃないんでしょ?
放射性物質の半減期とやらが過ぎるのを待つしかないの?
人体の被曝の場合は、防止策として、雨には出来るだけ濡れないようにしましょうとか、内部被曝を最小限に抑えるようにしましょうとか、セシウムによる被曝を少なくするにはこんなやり方があります〔ココにまとめられている〕とか説明されたりしてるけど、例えば、雨の時に使った傘や、雨に濡れた髪を拭き取ったタオルや、放射性物質が落ちている地面を歩いた靴底や、もっと言えば、原発事故現場で作業にあたる人達が着用した防護服や、更に言えば、出荷制限を受けた「規定値を超えた」農産物やらの除染は、どうなるの?
つまり、
水で放射性物質を洗い流しました
↓
その汚染水はどう処理するの?
ってこと。
だって、家庭で洗濯したら、排水は汚染水になるわけでしょ?
それを下水に流して、行き着く先は下水処理場。
そこで汚水にどんなことを施すの?
フィルターで濾過するの?
放射性物質を吸着させる物資(例えば、の話、ゼオライトとか)を投入したとして、また、その物資は汚染されるわけだしょ? その物資の処理方法は?
地下深く埋める?
ずっと疑問。
除染についてちょぽっとグルグルってみたけれど、
除染の後の先の先については、よく分からなかった。
ま、そりゃ、そうかもしれないなぁ、とも思ったけど。
で、その時、こんなサイトを目にした。
緊急被ばく医療WGサイト
んで、つらつらと読んでいたら、なんと、昨年11月4日に、東北電力女川原発で被曝事故が起きたという想定で緊急被曝医療訓練が宮城県で実施されていたのだ(詳細な報告はココ)。
なんてこった!
ん?
医療機関で放射性物質を除染した場合、
除染に使った資材はどうするんだろうか?
どこのサイトを手繰れば、疑問が解けるのだろう?
こんばんみ
返信削除ええとぉ~、とぉ~い昔に習ったような気がするんですが・・
たしか除染で済む程度の線量だと、洗い流した水はそのまま排水しても問題ないくらいに薄まってしまうんじゃなかったかなぁ。
除染って言うと御大層な事のように感じますが、たしか流水でジャバジャバ洗うだけだったような・・・
もっとも、こんな大それた原発事故を想定しているものではないでしょうけど、なんかそんな風に聞いた覚えがあります。
多くの線量を浴びた物品やそう言ったものを除染した水の様なものは、高濃度放射線廃棄物と同じ扱いになるはずです。
要するに処理できずにどこかに保管。
医療現場では、なかなかそんなものすごい物は扱わないですけどね。
って、浅~い知識で失礼いたしました。
みけさん Namaste/
返信削除なるほど、半減期の短いものは、薄まる+影響が少なくなる、ってんで洗い流す=問題ないくらいに桶になる。
線量の高い場合にはやはり取り扱い要注意の廃棄物で保管するんですね、なが~~~~~~~いこと。気が遠くなりそうだわ。
Takedanetでは、次第に空中の放射性粉塵が減って地に落ちてきたり、構造物に付着したりしてるから、出来るだけ洗い流すようにとありました。
但し、土壌の汚染は表土を削るしかない。掘ったらあかんって。んで、どうすればよいのかは、今のところ不明っす。
表土は混ぜないように削り取って(どのくらい削るかは線量次第)削り取った土はやっぱり保管のはずですよ。
返信削除基本的にある程度のレベルを超えた放射性物質を含むもの=放射性廃棄物は処理できんので補完するしかないんです。
そんなもんが出るようなものを乱立させてどうするつもりだったんでしょうかねぇ。
みけさん
返信削除野菜や原乳の出荷制限が出された時、農水省の指示は、そりゃあもう親切ご丁寧慇懃無礼なものでしたよね:-p
収穫前の作物は収穫しない、収穫後は一つ所に集めて撒き散らさないなど等。その後、どうせぃ!っちゅうんぢゃい!
土壌も表土を削るのは良いけれど、大変な量ですよね。
後は廃墟と化すだけの被曝地。
広島や長崎に原爆が落とされた時は、どうしたんでしょうかねぇ?