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2011-04-04

後手後手 steps behind

お気楽暢気な記事を出したかと思えば、煽るような(そのつもりは毛頭ございませんが)記事を書いたり、気分の上下変動左右移動粒子的運動の激しい楽でスミマセン。

んでもね、毎日少しでも良い兆しの見える報道が無いかと耳をそばだて目をサラブライトマンにしてるんですが、心に暗雲立ち込めるようなニュースばかりで、重いっす。
早朝のニュースで、海に高濃度放射性物質を含んだ水の流出を防ぐべく高分子ポリマーの注入後、おがくずだの古新聞だのを投入したというのを聞き及び、「万策尽きたか?」と驚嘆したりしましてね、はてさて、現在抑えに抑えまくり出来るだけ冷静に努めようとエエカッコしぃしてる身体の芯の奥にある「怒り抑制バルブ」が一体何時までもつやら・・・と思っている次第でございます。

でもって、先ほど、汚染水流出ルートを解明すべく「乳白色の入浴剤13kg」を投入したけれど、どこから漏れているのか分かっていないから別の箇所にも入浴剤を投入するって報道に、眩暈を通り越してしまいそうになりました。何故最初っから、考えられる怪しい箇所全てに入浴剤とやらを投入しないのでしょうか?対応が遅すぎる!

んでもって、今度は、運転を停止している6号機の建屋に漏水が見られたから「大きな危険を回避するため」「低濃度の汚染水」1万トン以上を海へ放出するって・・・
「呆れカウンター」は既に針が振り切れてしまいますた。

今更こんなことを書いても意味ないでしょうけれど、原子力発電所に安全性を求めるのなら、どれだけの安全対策を講じても十分ではない、って事がよ~~~く分かったのでは?「想定しうるレヴェルの災害」って、あくまで人間の想定する範囲でのことですから。

そんなこんなして憤りつつ、Takedanetを見ていたら、原発 緊急情報(47) 汚染・6日に日本全土に拡がる怖れという新着記事が飛び込んできました。
何故海外からのシミュレーション情報しか得られないのでしょう?
上空の風向を気象庁は確認できるはずではないのでしょうか?

んもぉおおおお!
イライライライラ。

《追記》
投稿後yahooニューズで日本で公表されない気象庁の放射性物質拡散予測っての読んだら、ますます腹が立ってきて、現在振り上げた拳のやり場を模索中^^
《追記終わり》

おがくずといい古新聞といい入浴剤といい、な~んやソレ?日本の原発開発の水準ってどんなんよ?!という怒りと呆れもさることながら、放射性物質の拡散が日々どのように動くのか、それに応じた日常の注意点はどのようなものなのか、きちんと分かりやすく報じるべきではないかと思うです。大気中に拡散してる放射性物質が原発の上空にいつまでも漂っているわけないでしょ?!

飛散を抑えるために散布されたというコーティング剤はどうなったのでしょうかね?・・・分からないことが多すぎます。

国内 / 企業ニュース / 東電、甘すぎた危機対応策 / The Wall Street Journal, Japan Online Edition - WSJ.com

甘すぎたのは東電だけではないっす。

7 件のコメント:

  1. おがくずと新聞紙・・・・吸水ポリマーってのは紙おむつとかに使っているあのプチプチとしたゼリー状になる奴ですよねぇ。
    万策尽きたんでしょうねぇ。
    東電自身が「放射線飛散を止めるには数カ月」と認めているように、かなり長期戦になるのかと思います。
    それまでの放射線汚染をどのくらいで収めたいと思っているのか、あるいはどの程度になる見込みなのか。それだけ汚染されたときに、その放射線レベルが下がるためにどのくらいの時間を要するのか、それからこれまでに行ったことがどのくらいの成果をあげているのか・・・
    海に汚染水を捨てると言う最終手段を使うなら、それくらいの事は明らかにしてほしいものですねぇ

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  2. みけさん もう何がなにやらひっちゃかめっちゃかって感じですね。
    文科省のSPEEDIもdata出ないし。汚染水を放出して海洋生物にどれくらいどのような影響があるのか、よく分かっていないのに政府と一企業の東電がそれをやっちゃうという愚策。
    とにかく、今の時代に、ですよ、何故海外からの情報に確かさを求める事態になっているのか、そこんとこハッキリさせてもらいたいっす。
    何を隠しているんでしょう?いずれバレることなのに。
    全くもって信用なりません!

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  3. ウチらの辺りから選出されている自民党の代議士が、原発の事故が起こって間もなくから、発電所内のモニタリングポストとSPEESIのデータを公表すべきだとず~っと言ってるんですよ。
    議員さんの中でも「もっと情報を出せ」と言っている人はいるようですが・・・
    野う咲くもの放射線汚染は、ある意味収穫してしまえばそれまでですが、魚介類に関しては「生体濃縮」というとっても怖くて厄介な問題がありますからねぇ。
    現時点で問題の無いレベルでも、何年何十年先になって問題が表ざたになってくる可能性があります。
    本当に困ったものです。

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  4. ごめん。スペルウチ間違えてるわw
    SPEEDIっしょ(爆)

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  5. みけさん も~嫌だーーー!!でも、NamasteはNamaste/^^

    河野さんでしょ?
    先ほどのニュースでは規制限度の倍数の汚染物質が検出されたとか。
    国際問題ですよ、いや、地球的な問題ですよ、こりゃ。
    それなのに、何故情報を開示しないのでしょ?
    官房長官が「申し訳ない」とかって言ってますけど、誰に対して言ってるんでしょう?地震発生から既に3wが過ぎているのですよ。
    もおおおおおおお!我慢なりません!
    魚介類の規制値がそもそもないってのもおかしな話で。
    安全だ安全だ!って言ってた人たち、真っ赤な大嘘つき!
    どうにかしろ~~~!!(かなり怒りモードで失礼いたしました)

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  6. 日本人は「最悪の状況」を想定して物を考えない傾向があると思うんですよ。
    一番うまく行く事しか想定しないで、最悪の場合の備えない。

    もっとも三陸地方は最悪の事態に備えていたのに、それさえ超える津波に襲われてしまったわけですが・・・
    ならばなおの事、「最悪の事態」備えなくてはいけなのですけどね。
    安全だ安全だって言っていたのは、自分たちに言い聞かせていたのでしょうかね。

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  7. みけさん Namaste/^^

    悪いことへの想像って、人間誰しも敢えてしたいとは思わないのでしょうが、政府は道理として、企業は倫理として、いかなるケースを想定するかってのは必須だと思うです。今目の前にある東電の原発事故は、起きてしまってからの対応(国、企業、関係省庁)も、余りに杜撰でひどすぎる。
    情けない憤りに溢れ返りそうになります^^

    安全ほど目に見えないものは無い。
    放射性物質と同じように。
    つくづくそんな風に思うです。

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