見出しで印象は随分と違うものだ。
・放射性物質が基準超す焼却灰、埋め立て容認 環境省
・放射性物質含む灰、埋め立て可能…環境省原案
・東日本大震災:焼却灰8000ベクレル以下、埋め立て容認
上から、日経、読売、毎日。
毎日の記事の薄っぺらさには呆れかえってしまった。
これじゃあ何のことか良く分からないばかりでなく、誤解を生みかねない。
震災以来、御用マスメディアの実態が暴かれてる感を否めない。
それは、普段から目にし耳にしていて「なんだか変な違和感」があることに加え、プロフェッショナル性の欠如も露になっているからだろうと感じる。
平時の時には気づかない(気づかなかった)ことなのかも。
だが、一度化けの皮が剥がれてしまったからには、今更取り繕ってもダメだよ。正体見たり枯れ尾花。気骨があって真摯な姿勢でプロの道を進み真実を世に知らしめる本来のジャーナリストに再生しない限り、信用しないからね。
あれから5ヶ月。
巨大地震と大津波は狂おしいほど過酷な爪あとを残した。
余震と考えられる揺れも続き、活断層にも刺激を与え続けている。
未だに行方不明者の捜索に当たる人達がいる。
悲痛な叫びが遠い雷鳴のように静かに繰り返される。
まさか、自分が生きる時代にこんなことが起きるなんて・・・
そんな思いがどれほど多くの人の胸に去来したことだろう。
残暑の中のスヴニールドゥルイアマード
徐々にではあるが、薄らぎつつある自らの意識をリセットするべく
日々生きる時間の中で忘れないように東に思いを馳せる。
そして、我と我が身の周りに確実に存在するアレらを。
忘れてはならない、薄めてはならない。
影響が少なくなるのはもっとずっと先の話だ。
幼い子らには永遠の時間のように感じられるかもしれない長さ。
忘れてはならない、目を逸らしてはならない。
何事もなかったかのような、以前と同じような世界ではないことを。
ニームの葉の隙間から残暑に一つきりクリストファーマーロウ
暗闇の蒸し暑さと灼熱の白昼は何を意味するのかなんて知らない。
喘ぎながらも悪あがきをしようと試みる。
何を目指して進んでいけば良いのか迷える子羊のよう。
5ヶ月前に取り組もうとしていたことは全て宙ぶらりんのまま。
それじゃいけない、と気を持ち直す。
もう一度全てを床の上に並べて取捨選択、組み立てなおそう。
このまま何事もなかったかのように終わらせるのは不本意だ。
ふらふらゆらゆらしながらでも、とにかくやるべ。
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