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2009-08-06

クロロシス


今月初の記事「新たなる試み-ミニの場合-」で取り上げた「サンレモ(さんかな?)」に再びポツポツと花が咲いている。よく見ると株の片側上位の葉にクロロシスっぽい症状が見える。先月末の記事「study room-栄養素-(2009-7-23)」にある微量元素の何かが足りないのね。鉄かなあ?それともマグネシウムかなぁ?

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【クロロシス】
Chlorosis:白化(はくか)とも萎黄症状ともいう。
微量元素(鉄Fe/マグネシウムMg/マンガンMn等)が不足したためにクロロフィルが形成されず、根がチッ素Nを吸収できなくなり葉がカロチノイドだけの色合い(黄色や黄白色)になって生育がとまる現象(代謝異常による葉緑素の形成不全にて緑色が失われる生理障害とも言える)。
 #光不足でクロロフィルの合成が少なくなり色調が黄色や黄白色になるのは「黄化」。

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冬場の休眠期までは、
やっぱ「バラの家 IB肥料」を与えた方が良いのかしら。
バラの家IB肥料 2kg


他のバラ苗で同じような症状が出ているかなと思えるのは、「フリュイテ」と「グレイス」くらいなモンデシー。これらには即効性のアルゴフラッシュを与えるべか?
アルゴフラッシュ バラ専用液肥 1リットル

てんちょんちの商品説明「バラ専用液肥」によると、
ベースは堆肥や腐葉土等を中心に有機物で(人間で言えば食事のご飯や野菜)育て、IBのちから等、遅効性の化成肥料で、(人間で言えば食事のたんぱく質)木を作り、開花後や木が疲れた時には、このような即効性のアルゴフラッシュ等で、(人間で言えば、サプリメントや栄養ドリンク)疲れを回復させるって感じです。
って感じです(^^;

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同じ花を別の角度から撮影した。奥の方に写っている葉は、上画像とは別の枝で、こちらにはクロロシスの症状は見られない。下葉に若干ハダニ被害痕があったけど...えへっ(^^;
サンレモ フォーエバー (RF橙)輸入苗大苗6号鉢植品♪
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2 件のコメント:

  1. 京成バラ園では灌水に地下水を利用しているのだけど、朝夕2回水遣りの必要がある夏場にクロロシスが出やすくなるそうです。理由は石灰岩の地層から汲み上げた水がアルカリ性だから。その水遣りで土壌がアルカリ性になると、鉄などが不溶性の吸収しにくい物質に変化し、結果的に「不足」状態になります。
    楽さんのところがそうだと言っているわけではありませんが…。
    不足なようでいて過剰なこともあるし、素人には分からんちゅうの!(笑)
    バラの家の葉面散布液肥は原因が何かに係わらず即効性がありそうね。私は使ったことないけど。

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  2. OMOやん 石灰岩の地層だったらカルシウム過多かもしれませんよね。だから井戸水をバラの水やりには使わない方が良いとされるのでは?複数の微量元素の欠乏や過剰でさまざまな症状が発現するようです。この点について丁度整理してたところなのっす。難しいですよね~。

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