study room-ミネラルこそすべて-

study room-Nutrition-に引き続き、
♪All you need is minerals♪な話でございます。

ハッキリ！言って、おもしろくないっす。
書いてる本人も半分眠りこけながらやってるし＾＾
あくまで楽趣味の備忘録として記録しているので。
どうぞ好きなだけ♪飛ばせ～とばせ～GOGOGOGO！♪

ハッキリ！言って、くどい！っす。
同じ事が何度も出て来る。
しかし、学生時代の恩師がよく言ってました。
「復習は重複から始まり、展開した後復習に戻る」
あくまで楽趣味の凍結した脳を作動させるためのmemoなので。

というわけで、チャロチャロGOGOGO！

上記ページでも列挙した植物必須元素をもいちど♪見つめて♪
元素記号隣（　%）内は被子植物体内含有率：率の大きい順。

炭素C　（45.7％）
酸素O　（41.2％）
水素H　（5.5％）
窒素N　（3.0％）
カルシウムCa　（1.8％）
カリウムK　（1.4％）
硫黄S　（0.34％）
マグネシウムMg　（0.32％）
リンP　（0.23％）
塩素Cl　（0.20％）
マンガンMn　（0.06％）
亜鉛Zn　（0.016％）
鉄Fe　（0.014％）
銅Cu　（0.0014％）
ホウ素B　（0.0005％）
ニッケルNi　（0.0003％）
モリブデンMo　（0.00009％）

ふぅ。微量元素のうちカルシウムCaの含有率って結構高い。＾＾
対して、肥料三要素(NPK)といわれるリンPの含有率は9番目。

【石灰（Ca:カルシウム）について調べた覚書♪】
石灰について簡潔にまとめられている千葉大学のページはココ
先日、みけさんご幼少の砌トマト畑で見た風景の一コマで撒かれていた「何やら白っぽい粉」は、もしかしたら苦土石灰だったのかも？（全く根拠茄子だけど＾＾）
なお、土壌伝染性の病害や線虫防除のため作付け前に撒くのは、
石灰窒素という物だそうです。

石灰窒素（主成分：カルシウムシアナミド）は、施用すると土壌中で分解してシアナミドが生成し、病害虫雑草を防除する農薬的効果を発現します。その後、数日から10日ぐらいまでに尿素を経て、炭酸アンモニウムに変身して化成肥料になるのです。

あ、さて・・・植物の栄養素は上記の17必須元素。
このうち土壌から摂取する必要があるのはC,H,Oを除く14元素。
この14元素のうちのどれかが不足したり過剰な状態になると、
植物は生育上異常をきたす。
これら元素はミネラルと呼ばれる無機物。

ミネラルmineralの語源は、っと･･･いつものOEDで引くと、

late 14c., "substance obtained by mining," from M.L. minerale "something mined," from neut. of mineralis "pertaining to mines," from minera "mine." Meaning "material substance that is neither animal nor vegetable" is first recorded c.1600. Modern scientific sense is from 1813. Mineral water is from 1560s, originally water found in nature with some mineral substance dissolved in it.

ココで見たとおり、そのものズバリ！鉱物。
元素記号とクラーク数順位の関係を思い出して･･･と。
元素周期表はコチラで指さし確認(`_´)ゞスチャッ！
クラーク数は地殻に存在する元素割合の順番だったっちゃ。
地殻で一番多い元素は酸素で、ケイ素Si、アルミニウムAl、鉄Feと続く。

植物体でも我々人間を含む動物でも、一番多い元素は炭素C。
動物には必要だけど植物には不要な元素はナトリウムNaとヨウ素I。
必要ない元素を植物は吸収しようとしないそうな。

一方、ホウ素Bは動物には不要だけれど植物には必要な元素。
ホウ素がないと細胞壁が作られない。
それだけでなく、ホウ素が欠乏すると活性酸素が発生して枯死に至るとか。ほんの僅かな量だけれど、植物には無くてはならない無機元素ってことだね♪
ミネラル分の過不足に伴う植物症状チェック表を見つけたので参考までにココからペッタンコ。
・欠乏症簡単チェック表
・過剰症簡単チェック表

前回の再々復習：
植物は光エネルギーを化学エネルギーに変えて水と二酸化炭素から自分の体に必要な栄養素を自分で作り出す事が出来る。

☆二酸化炭素からブドウ糖を作ったり～〈炭水化物〉
☆アンモニアからアミノ酸を作ったり～〈タンパク質〉

我々人間を含む動物は、植物が光合成で作った炭水化物や植物性タンパク質を始めとする有機栄養素を外部から摂取して生きている。
植物って偉い！凄い！

・植物は完全独立栄養生物で「無機栄養生物」である。
・動物は従属栄養生物で「有機栄養生物」である。



植物の生育には上記17のミネラル（無機元素）は不可欠だが、
中でも窒素Ｎは最も必要で重要な元素。
光合成に不可欠な「世界一」王冠を二つ戴く酵素ルビスコちゃんにも必要でし！（ホウレンソウの葉っぱに含まれるタンパク質の3割強がルビスコだそうな）。

植物は光合成によって自体を作る物を生み出す。
植物体の生育にまず必要なのは光合成。
光合成に必要な元素は窒素Ｎ。
作物（植物）収量は窒素量による。
「光合成を増やす＝窒素を与える」
↑
しつこいくらいに窒素って重要。

化成肥料に窒素が多いのはこうした理由によるようだ。
楽んちにある肥料といえばIB肥料。2年前から使っている化成肥料。

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ほとんどの植物に向きますが、バラに非常に良く効く肥料です。また、ゆっくりと長く効く効くので、根痛みの心配がありません。固形の肥料で、一ヶ月に一回あげるだけでＯＫ。簡単で誰でも使えます。水あげの時に少しずつ溶けていくので、根にも優しいです。草花から野菜まで、ほとんどの植物にお使い頂けます。
※植え付けや植え替えをして、約２週間後から与え始めます。
※肥料の効き目は1ヶ月です。
肥料成分量は下記のとおりです。
窒素（N)１０　 リン酸（P)１０　 カリ(K)１０
以上がＮＰＫの割合となります。いわゆる平らな肥料です。ですのでどんな作物にも効きますよ！　またマグネシウムも１．０入っており、リン酸の効きを良くしますので、しっかりと締まった丈夫な株となります。

IB肥料でしっかり窒素！って感じだねぇ。
窒素なかりせば光合成なし。
PもKも過剰より不足の方が植物にはダメージが大きい？
長く良く効く＝緩効性。
手に取ってみると分かるが、白い粒の表面は緩い凸凹があって、
ほんの少しつややかな感じ。これはコーティングしてあるから。
コーティングを施し表面に小さな穴があいていて、
そこから少しずつ無機元素が水遣り時にしみ出てくる仕組み。
だからこそ植物の根が栄養分を吸収しやすくなる（効率が良い）。

な～んだ！それなら化成肥料一つあれば生育に問題茄子ぢゃん！
植物は無機栄養生物ってんだから、無機元素与えれば良いぢゃん！

(*￣∀￣)"b" チッチッチ♪
チミチミー、確かに植物だけだったら無機元素でOKアルね。
しか～し、土の中には無機元素だけが存在するわけではないのだよ。

土壌微生物ってのが存在するのだ。

土壌の微生物は無機栄養生物じゃないんだよ。
有機栄養生物なんだよぉ。

だから、有機質の堆肥を土壌に投入する必要があるんだ！
微生物のエサとなる有機物を投入して土中微生物のバランスを取る。

土壌中の微生物は有機物に含まれるアミノ酸を分解
↓
アンモニアや硝酸が作られる
↓
アンモニアイオンや硝酸イオンになる（窒素固定）
↓
植物が利用して成長する

納豆食う～ぅ♪
そいえば、納豆も良質のタンパク質からなる発酵食品だねぇ。

う～～ん、自然の循環って良くできてるなぁ。
しか～し、案山子、楽趣味鶏頭は既に飽和状態ぶっちぎれ＾＾
ここからが面白いところなのだろうけど、
今回はここまでにしておいた方が無難だ。

♪風の吹くまま～気の向くまま～♪
♪今から私は旅に出ます～♪（一時家出ともいう）

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