Bollywood作品等で見かけるサリー姿の女性が
腕に幾重もはめているバングルbangle/bracelet。
ヒンディ語でバングルのことをチューリといいます。
チューリには色んな素材があります。
ガラス製、真鍮製、木製、金・銀製等々。
↑
バラ屋さんなのに何故にチューリが・・・?(^^)
色つきガラスに加工してキラキラ光るようにしてあったり、
ビーズが埋め込んであったり、皮に細かい彫が施されたり。
値段も素材や細工によってピンからキリまで。
ガラス製の物は何かの拍子に割っちゃったりします(^^;
地域によって風習は若干異なるでしょうが、
夫に先立たれた妻は、額に付けるビンディを落とし、
腕のチューリを外して割ったりします。
ビンディはHindu結婚の儀式で夫から額に付けて貰う契り、
チューリは結婚のお祝いに夫方から贈られる装飾品、
・・・だからではないかと思います。
多くのヒンドゥ女性が美しいチューリをはめています。
一日中外さない人もいたりします。
寝る時も入浴時も食事の支度をする時も。
食事の支度をする時、とくにチャパティの生地をこねたり
豆の筋をとったり、野菜を刻んだりする時、
腕の動きに合わせてチューリが揺れて
シャラシャラシャララン♪と音を立てます。
在印中、夕方学校帰りに友人宅へ寄ると、
友人のお母さんが夕飯の支度をしてた事がありました。
インドでは晩ご飯を割と遅めに摂る家庭が多いです。
8時頃に圧力鍋でご飯を炊き終わり冷まします。
手で食べるので、熱いと食べられないからです。
ご飯を炊く前にお米をトレイに広げて、
虫や小石が入っていないか選り分けたりすることも。
そんな時、お母さんの腕のチューリが音を立てます。
「あの音を聞いて育ったから、チューリは母の音なの」
そう友人が話してくれました。
「チャパティを捏ねる時が一番音が大きいのよ」
生地を練るのに力を入れなければいけませんからね。
そう言うと、友人はクスっと笑ってこういいました。
「生地を投げつけたり、広げて叩いたりするからね^^」
思い起こせば、インドでの生活には色んな音が溢れていました。
オートリキシャの「パフパフ~」という手動クラクション、
リキシャに負けじと声を上げる車両の甲高いクラクション、
「BーBー」と鳴る原付の自己主張する声。
大道芸人の小太鼓の音や踊り子のアンクレット鈴の音。
野菜売りのかけ声、道端で食材を売る人たちの喋り声。
迷い牛の鳴き声、野良犬どうしがケンカする音。
近所の厨房から聞こえてくる調理の音。
インドで好んで食べられるインディカ米の中には
香り米と呼ばれる品種が多くあります。
香り米が炊きあがる頃には、
ちょうど、だだちゃ豆を茹でる時立ち上るような、
何とも言えない香りが台所から流れてきます。
マサラと一緒になって香りの競演が家中に広がります。
「あの(米の炊きあがる)香りがお母さんの匂いなんだよ」
そう友達は言って微笑みました。
インディカ米が炊きあがるとお母さんの匂い。
チューリが揺られて腕で踊るとお母さんの音。
今日はありったけのチューリをはめて
チキンビリヤニでも作ろうかな。
それともヴェジタブルプラオにしようかな?
腕に幾重もはめているバングルbangle/bracelet。
ヒンディ語でバングルのことをチューリといいます。
チューリには色んな素材があります。
ガラス製、真鍮製、木製、金・銀製等々。
↑
バラ屋さんなのに何故にチューリが・・・?(^^)
色つきガラスに加工してキラキラ光るようにしてあったり、
ビーズが埋め込んであったり、皮に細かい彫が施されたり。
値段も素材や細工によってピンからキリまで。
ガラス製の物は何かの拍子に割っちゃったりします(^^;
どこかに楽趣味が写っているかも・・・(^^) バラはアルシデュクジョゼフ♪ |
地域によって風習は若干異なるでしょうが、
夫に先立たれた妻は、額に付けるビンディを落とし、
腕のチューリを外して割ったりします。
ビンディはHindu結婚の儀式で夫から額に付けて貰う契り、
チューリは結婚のお祝いに夫方から贈られる装飾品、
・・・だからではないかと思います。
多分『ジプシー』という名のダリア |
多くのヒンドゥ女性が美しいチューリをはめています。
一日中外さない人もいたりします。
寝る時も入浴時も食事の支度をする時も。
食事の支度をする時、とくにチャパティの生地をこねたり
豆の筋をとったり、野菜を刻んだりする時、
腕の動きに合わせてチューリが揺れて
シャラシャラシャララン♪と音を立てます。
フレデリコカシオ蕾 |
在印中、夕方学校帰りに友人宅へ寄ると、
友人のお母さんが夕飯の支度をしてた事がありました。
インドでは晩ご飯を割と遅めに摂る家庭が多いです。
8時頃に圧力鍋でご飯を炊き終わり冷まします。
手で食べるので、熱いと食べられないからです。
ご飯を炊く前にお米をトレイに広げて、
虫や小石が入っていないか選り分けたりすることも。
そんな時、お母さんの腕のチューリが音を立てます。
「あの音を聞いて育ったから、チューリは母の音なの」
そう友人が話してくれました。
「チャパティを捏ねる時が一番音が大きいのよ」
生地を練るのに力を入れなければいけませんからね。
そう言うと、友人はクスっと笑ってこういいました。
「生地を投げつけたり、広げて叩いたりするからね^^」
思い起こせば、インドでの生活には色んな音が溢れていました。
オートリキシャの「パフパフ~」という手動クラクション、
リキシャに負けじと声を上げる車両の甲高いクラクション、
「BーBー」と鳴る原付の自己主張する声。
大道芸人の小太鼓の音や踊り子のアンクレット鈴の音。
野菜売りのかけ声、道端で食材を売る人たちの喋り声。
迷い牛の鳴き声、野良犬どうしがケンカする音。
近所の厨房から聞こえてくる調理の音。
インドで好んで食べられるインディカ米の中には
香り米と呼ばれる品種が多くあります。
香り米が炊きあがる頃には、
ちょうど、だだちゃ豆を茹でる時立ち上るような、
何とも言えない香りが台所から流れてきます。
マサラと一緒になって香りの競演が家中に広がります。
「あの(米の炊きあがる)香りがお母さんの匂いなんだよ」
そう友達は言って微笑みました。
インディカ米が炊きあがるとお母さんの匂い。
チューリが揺られて腕で踊るとお母さんの音。
今日はありったけのチューリをはめて
チキンビリヤニでも作ろうかな。
それともヴェジタブルプラオにしようかな?
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楽趣味さん、こんにちは^^
返信削除チューリ、綺麗ですね(*^_^*)
鮮やかな色彩でキラキラしていて...
見ているだけでも楽しくなります♪
楽趣味さんのサリーを着てちゅーリをはめたお姿、ぜひぜひ生で拝見したいです^^
ありゃ...すみません。
返信削除間違えました、「チューリ」です(^^;
ビリヤ二も美味しそうですね~♪
お腹がすいてきました^^
こんばんは。
返信削除ちゃんとおとなしくしているみけでございます。
「チューリ」というのですね。
インドの奇麗なブレスレット。
むか~し10代のころに通っていたバレエ教室に、インドで生活していたことがあるというお姉さんがいたのですが、その方がきれいな細いブレスレットをたくさんつけてレッスンするのですよ。
彼女の手の動きとともに
「シャラシャラ~」っという何とも言えない音が聞こえたのを思い出しました。
ふるふるさん Namaste/^^
返信削除おこちゃま用のちっちゃいチューリもあるのですよ~。
サイズも色々。
ヒンドゥーの花嫁が着けるのは赤いチューリ。
さまざまな種類のチューリを買って友達と取り替えっこしたりしてました~^^
サリー・・・一体いつ着る機会があるのだろう(^^;
みけさん Namaste/^^
返信削除ちゃんとおとなしくしてまつか~?^^
チューリは、インドでは踊りにも欠かせない物です。バレリーナがはめて踊っても素敵ですね!
楽はガラス製のチューリが奏でる音が一番好きです。
チューリを入れておく容器にも素敵な物があったりします。
ふるふるさん 寒い夜のNamaste/^^
返信削除ブリヤニビリニヤブヤリニ・・・で思い出しました。
どこかに本場インドのチューリ画像をUpしたなぁ・・・って。
http://bonevijnana.blogspot.com/2010/06/masala-life.html
「カレーライスカレー」の記事でした。