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2010-11-03

Deep Autumn 晩秋 心は何処へ?

庭の掃除を済ませて、
球根を植え付けて、
空きpotちゃん達を片づけて、
その他いろいろお庭で遊んでたら
お帰りチャイムが鳴りました。

去年の今頃も開花してた律儀なスモーキー
外から内にかかる微妙な摩訶不思議グラデーションが好き^^

クリストファーマーロウのおされな蕾と萼片
開花速報はバトラに頼もう

庭に出でて心が穏やかな海になる。
夏の樹は静か
秋の樹は寂し

心は何を求めて何処を彷徨うのだろう。
囁きの時は真っ直ぐ
呟きの時は四方八方

腕にまとわりつく吐息
巻くは撥条
外すは外殻



深い色の花が混じりだして秋もさらばじゃ?^^

本当の事を言ってしまおうか。
言うは恥
言わぬが花

ならば、果てない闇に紛らして忘れるか。
綴るは罪
記すが罪

言って通じぬ愛の旅、今宵は一人窓に凭れる。
知らぬが仏
見やるが陀

すえたぬかるみの奥のほう
足音を確かめて地面に臥し
耳の奥まで引っ繰り返す

何枚剥いても行き着かぬ
何枚重ねても暖が取れぬ

いっそのこと捨ててしまえば良いだろう
いっそのこと棄ててしまえば良いだろう

それで残るは清純な心のみになるならよいのに


4 件のコメント:

  1. たくさんのバラに見つめられていると。
    色々秘めた心を見透かされそうで、ドキッとしますね^^;
    ハッピーなことも、そうでないことも
    いっぱい抱えていますからね、みんな。

    庭のお花や草木に、浄化されて
    まっすぐなもの、必要なものだけが残ればいいのに。
    そうしたら、迷わなくて済むのに。
    まあ、迷うっていうことも成長のためのスパイスのひとつなのかもしれないけど。
    カリーには必要のないスパイスだけど^^;

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  2. bloomさん Namaste/^^

    >カリーには必要のないスパイスだけど^^;
    うまい!座布団1枚!

    おっさる通りだと思うです。
    真っ直ぐなもの、必要なものだけが残ればいいのに、それだけでは済まないのが人生かも知れませんね。
    バラって、こちらが思うより遙かに色んな事を知っているのかもしれない。見透かしているのかも知れない。このちっぽけな気だてを、、、そう思うと、畏怖すべき存在なのかも知れないですね~。
    Under the roseという言葉も、それを言い出した人が、バラのもつ心眼を感じた結果出てきたのかも知れませんね。

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  3. むかしどこかのお寺の坊さんから聞いた話だったと思うけれど・・・
    植物を育て、花を咲かせるのもまた修行だと。
    たんせいこめて、手間を惜しまず育てて花を咲かせることは、もの言わぬ植物の思いを察する行為なのだと言った内容だったお思うです。

    バラを育てていること自体があまり修行だとは思わないけど、時々バラから見つめられているような気分になることってあるよね。
    そんな時はこちらの思いも通じているのかなって思ったりする
    ^^

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  4. みけさん Namaste/^^

    お寺のお坊さんの話納豆食います。植物を育てながら、植物に育てられている人間て思うです。もの言わぬ植物の思いを察するって並大抵のことではないと思うです。
    本来、花は花生の最終ステージ。ただ黙って咲いている。
    それを眺めて癒されると言う人間の側はよぉくかみ締めなければと思うのですが、ついつい見た目や香りにほだされて忘れがち。
    バラは見ていると思うです。思い込みだと言われれば、そうかもしれない。けど、見ているし、聞いている、そんな風に思います。
    思いが通じているって感じられること程素晴らしいことはないですね。
    人間どうしでは通じないって事がままありますから。残念ながら。

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