そうだ。
糸魚川-静岡構造線とダブるんだ~って思った記憶が蘇ってきた。
日本列島を東と西に分ける50Hzと60Hzの境界線みたいなもの。
糸魚川-富士川を結ぶラインなのだそうだ。
進学で西方の実家を出たときには糸魚川-富士川ラインを越えなかったから、周波数の違いなんて気にも留めなかった。インドから帰ってきて、糸魚川-富士川ラインを越えた土地で生活することになって初めて電化製品の仕様に50/60Hzって書いてあるのを確認するようになったんだった。
なぜ、日本では東が50Hzで西が60Hzなんだ?
Hzヘルツについてグルグルってたら、Wikipediaの商用電源周波数に行き着いた。
ティーローズ・プランセスドゥサガンの早春葉♪
これによると、明治時代に発電機が導入された際、
関東には東京電燈って電力会社がドイツ・AEG製発電機(50Hz)
関西には大阪電燈って電力会社がアメリカ・GE製発電機(60Hz)
の発電機を輸入したことに発端があり、電力供給会社が官ではなく民で全国的に電気のネットワークを張ることになり(但し、1942年の国家総動員法によって終戦までは国家統制下におかれた〔東京電力前身の東邦電力参照〕、2つの周波数が混在したまま集約され現在に至っているとのこと。
で、問題は、敗戦後どっちかひとつに統一しようとしたのだけど、戦後の復興が余りに急展開に進んだため、全国周波数統一の夢は実現できなかったってことだ。
ソーヤープロットティーの新芽にございまする^^
終戦後すぐに国家事業として商用電源周波数の全国統一化をしていれば良かったのだろうけど、そうならなかった。
じゃ、これからやればいいじゃない?
復興・復旧へのシナリオの一つとして。
そう思うよね? ふつう~。
と・こ・ろ・が!
そうはさせじの焼きアナゴ。
まだ電力ネットワークが今ほど複雑じゃない時期だったら、統一も難しい話ではなかったのだろうけど、今の私たちの生活を振り返れば電気の力なしにどんだけの日常が送れる?ってくらい電気は必需だし、非常に複雑化して経済活動や生活に関わっているでしょ?
やってられない!ってのが電力会社の本音でしょ。多分。
要するに軽く国家予算を超えるくらいのお金がかかるってことみたい。
で、それらは電力会社の施設も同然だから、電力会社が負担しなきゃいけない。電力会社は一枚岩じゃない。電力会社が負担するということは、当然消費者へ経済的負担を「お願いさせていただかざるを得ない」ということは、電力料金もめっつぁ上がる可能性があるということは、なんじゃそりゃ~~!(怒)って話にもなりかねないってことは...極めて実現不可能な全国統一の夢な話になるって事みたい。
震災からの復興マスタープラン・・・
と~~っても計り知れないくらい大事になってくるね。
おはようございます。
返信削除昨日経団連から「回線を産業向け、病院向け、一般家庭向けに代別して、それぞれごとに停電の方式を変えてくれないと、経済復興ができない。」って言うような申し入れが東電にあったとか。
アメリカあたりではこれがすごくうまく行っているそうですが、日本では全然だめなんだそうです。これも民間主導での普及の弊害ですかねぇ。民間企業が将来の国家像を考える義務はないですから。
これも昨日の事。この停電で右往左往している中、太陽光発電パネルの押し売り屋さんがやってきました。御注意を!
みけさん 寒い朝のおはNamaste/^^
返信削除今行われている計画停電がどのようなネットワークの割り振りで行われているのか大いに疑問ですね。やろうと思えば出来るはずだと思うのですが、そこまで手が回らないのでしょうかね。それともシステムオペレーションがそんな風になっていないのか?まさか・・・ねぇ。。。
インドで輪番停電は日常茶飯事でしたが、きちんと産業向け・医療機関向けって分けられていましたよ。それに殆どの医療機関が万一に備えてジェネレーターを備えていましたから。小さな店舗などでも一般向けのジェネレータを持っているところは持っていました(かなり前の話ですが)。
だから、夜間街中で停電になっても、どこかしらで明かりはついていました。
震災に乗じて悪いこと考える輩がウジャウジャ出てくるのですねぇ。大バカモン!ですわ。
日本赤十字を騙って募金巻き上げようとしてたって天罰必至の大バカモンもいるって。