消えたかと思ったら再び沸いてくる。
そんな時は、
Rosalind Infinitaで紹介した、この詩を思い出す。
「わたしを束ねないで」 詩:新川和江
わたしを束ねないで
あらせいとうの花のように
白い葱のように
たばねないでください 私は稲穂
秋 大地が胸を焦がす
見渡すかぎりの金色の稲穂
わたしを止めないで
標本箱の昆虫のように
高原からきた絵葉書のように
止めないでください わたしは羽ばたき
こやみなく空のひろさをかいさぐっている
目には見えないつばさの音
わたしを注がないで
日常性に薄められた牛乳のように
ぬるい酒のように
注がないでください わたしは海
夜 とほうもなく満ちてくる
苦い潮 ふちのない水
わたしを名付けないで
娘という名 妻という名
重々しい母という名でしつらえた座に
坐りきりにさせないでください わたしは風
りんごの木と
泉のありかを知っている風
わたしを区切らないで
,(コンマ)や .(ピリオド)いつくかの段落
そしておしまいに「さようなら」があったりする手紙のようには
こまめにけりをつけないでください わたしは終わりのない文章
川と同じに
はてしなく流れていく 拡がっていく 一行の詩
読んでみようかな・・・
画像は上から
・名前忘れたダリア
・ジョゼフ大公の寄り添う蕾達
・ボルデュールローズ
とっても懐かしい思いで読みました。
返信削除中学生の頃、教科書で読んだかな~
束ねる・・・って行為って
何気なしにしてしまうものだけど。
この詩読んで、色々感じる。
人も、生きものも、個々に光るものがあって
それに気づいて磨いてかないと
ただ束ねられて終わっていく気がする。
今日も磨かなくちゃ♪
bloomさん おはNamaste/^^
返信削除楽にとっては何度も何度でも読みたい詩の一つです
♪わたしを~たばねない~で~
あらせいとうの花のように~♪
メロディーまで付けちゃってるし(^^;
今度お聞かせしましょうか?(^0^)アコギ弾いてくれる?
「磨く」・・・大切ですね~♪
人は時に磨くことの大切さを忘れ、時に磨くことの意味をはき違えてしまう。お手入れとお手荒れを勘違いするように。
忘れないよう思い出させてくれる詩でもあります。
言の葉のもつ力に乾杯!
素敵な詩・・・
返信削除心が潤いました。
きょうさん 初めましてのNamaste/^^
返信削除ひょっとこして、黒山羊さんにインターラプトされたという噂の
「きょうたん」?違ってたらごめんなさい。(^^;
この詩は楽趣味にとって色んな意味で自分を見つめ直させてくれ、また、生きる勇気を授けてくれるとっても大事な詩です。
共感していただけ、めっつぁ嬉しいです♪
らだったん。正解です。きょうたんだよw
返信削除読んでいくうちに、
自由に、軽々と、
何処へでも飛んで行けそうな気分になります。
すごく良いことを教えていただけました。感謝感謝♪
わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪
返信削除最高!最高!のきょうたんだったでちゅ~なNamaste/^^
>何処へでも飛んで行けそうな気分になります
そうですそうです!そ~~なんです。
心が開かれて解き放たれたように感じます。
とろっこで・・・きょうたんの素敵なブログ拝見しました~♪
羅雫の森にリンク張っても良いですか?
ナマステコンニチハ~!!
返信削除どうぞ貼ってくださーい!!
(*^^)v
私も、リンクさせていただきまーす!!!
(@゚ー゚@)ノヨロシク~♪
きょうたん Namaste/^^いんでぃあ~♪
返信削除リンクのお許しありがとうございます。
嬉しいなぁーー!!
北国にお住まいの方の栽培記録なので、興味津々でつ♪
今後ともどうぞよろっぴっく^^です~。