2011-03-13

明日、東京へ帰ります

西方での用事を済ませ、
荷造りも済ませ、
後は早めに風呂に入って布団に入るだけ。

実家近くの塀際には、ニラバナ(イーフェイオン)がむせ返るような香りを放って咲いていました。
普段なら、それほど目にも留めない花だけど、
立春の声を聞く陽気のころにはいつも身近で咲いている花。
今年は西方でその姿と香りに触れることになりました。

そして、地元の報道で知った特殊医療救護車両。

東北地方太平洋沖地震へ救護第2班を緊急派遣

派遣された医療関係者の皆さんが
一人でも多くの命を救って下さることを祈っています。
この特殊医療救護車両は、現在日本で2台ほどしかないようです。



西方の庭で、つるバラの芽が吹き出し、
新しい葉を展開していました。
背後に写っているのは、ニームを散布する楽母の背中^^

このバラはパリュールドールです。
10号鉢植えにしていたのですけれど、
鉢底から白い根が出ていたため、
東の壁際で、地におろしました。



小さな池を埋め立てたところに植えてあるヘレボルス
今年で20年め近くになるのよ、と母の声。

このヘレボルスの近くに、一昨年、
クイーンエリザベスの挿し穂がいくつかあったのですが、
昨年の猛暑で、どれもだめになってしまったようです。
けれど、鉢上げしておいた挿し木苗は随分と生長していたので、
一苗は地に下ろし、
一苗は兄にプレゼントし、
もう一苗は、義姉に開花株をプレゼントする予定です。

母の庭にもたらしたバラはどれもとても良い状態で育っておりました。
ひとつだけ、がん腫苗だったヴァルトブルグの心配はありましたが、
きわめて健やかにたくさんの芽を出し綺麗な葉の展開が始まっており
一度は鉢から抜くことも考えていましたけれど、
状態が良いようだから、このまま大きくしてみよう!
と、鉢の位置のみを変え、他のバラ苗に最近の影響が出ないようにしました。

植物の生命力には頭が下がります。
何も言わず、体を移動させることもなく、
ひとつところで命を懸けて生きている。

肩肘張らず、
出来ることを精一杯。


明日、東京へ帰ります。
家に着いたら、まずやることは、
楽Jr.を抱きしめること。

待ってろよ>Jr.^^

6 件のコメント:

  1. Jr.ちゃん。どんだけ自分を奮い立たせて頑張っているのでしょう。
    ニャンズたちも、きっと楽さんの帰りを待ちわびているでしょう。
    それにしても。
    ニャンズ達がいて、本当に良かったですね。
    どれだけ・・心細いJr.ちゃんを
    なぐさめ、温めてくれたことでしょう。
    くれぐれも、気をつけて帰路についてくださいね!!!

    私も、色んなものを守らなくちゃいけないと思うと
    奮い立っていますよ。
    今日は、普段よりもしっかり潅水したりしました。
    停電とか、断水とか色々考えて無駄のないように
    行動しなくちゃとか思って。
    そして、子供たちに支えられてることも実感する数日です。

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  2. bloomさん こんばんNamaste/

    いやぁ・・・今回の件で、楽がJr.に気持ちの上でたくさん救われましたよ。まるで親ばかですけど、よくやった!って褒めてやりたいです。
    ニャンズも、世話は大変だろうけど、その存在感は大きいでしょうね。
    子供に支えられるって、ほんと!その通りです。


    自分と自分の身の回りのことを普段どおりにこなして、少しでもゆとりが出来たら、他の人のために何か出来ることは無いか、それを考えて行きたい生きたいと思います。

    私自身は、断水も停電もそれほど違和感はないし、暗いところでご飯を食べるのもお風呂に入るのもぜんぜん構わないのだけど、それは慣れてたからのことで、ま、すこしずつでも慣れてもらいましょうかね^^

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  3. こういう事があるたびに、長く職から離れている自分に後ろめたさを感じます。
    全国からDMATの隊員として派遣された同業者たちが、ひとつでも多くの命を救える事を祈るばかりです。

    今回Jrちゃんは本当によく頑張ったと思います。
    たくさんたくさんほめてあげてくださいね。
    みけ自身ではなく、息子たちの友人たち、あるいはそのご家族が沢山被災しています。
    親が出掛けていても、自分が親から離れていても、子供たちにとってはとてもとても怖かった事と思います。
    にゃんズが少しでもJrちゃんの支えになれたのなら、彼らも本望だと思います。
    道中くれぐれも気をつけてお帰り下さいね。

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  4. みけさん こんばんNamaste/

    うしろめたさなんて感じてはだめですよ。
    みけさんはみけさんだけにしか出来ないこと(持ち分)を日々こなしているわけですよ。それに、そういう専門的知識を持った人が「ごく普通に自分たちの身近に居てくれる」って事!これはとっても大事なことです。でしょ?

    アンプルがいてくれたおかげで、Jr.のガンガろう!という気力の源泉になったようです。自分が小さな生き物の命を守らなければ・・・って。

    一人でも多く、一刻でも早く。
    ガンガりましょう~^^

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  5. ふるふる2011/03/13 22:15

    Jr.ちゃんあんなに大変な時に、一人でよく頑張りました!
    まだお若いのに、本当に偉いですね…。
    オバちゃんのくせに、娘と一緒に長時間の停電の時にちょっと泣きそうになった私は情けないなぁ…反省><

    楽趣味さんが無事にお帰りになりますように。。。
    Jr.ちゃんを抱きしめてあげてくださいね^^

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  6. ふるふるさん こんばんNamaste/

    いやぁ~、わたしだって同じ状況に置かれたら、完全にワンワン泣いてましたよ、きっと。想像するだに怖いですもん。
    長時間の停電って、日本人は慣れてないですからねぇ。
    携帯からの灯りも心細いですよね。
    外灯も何も消えちゃうわけで、真っ暗闇だもんねぇ。
    インドの街角みたいに、火を焚いてすごす人も居なければ、ジェネレーターもないでしょうから。
    今後はソーラーパネルの設置義務化していくとか?

    あ・・・明日から停電か・・・どすべ?

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