北風がピュ~!
耳切れそう・・・
心に隙間風がキュィーン!
バラがバラがバラが・・・;_;
今日で植え替え作業も終わる...筈だった。
結論から言えば(って言わなくても分かるw)
終わらなかった。
何故なら?(って書かなくてもタイトル見れば分かるw)
どでかい根頭癌腫と格闘したから。
バラの名は、楽称フランソンことフランソワゴーランの思ひ出
Souvenir de François Gaulain(Guillot, 1889)
楽庭フランソンの履歴
・2009年7月大苗(6号ポット)にて入手
7月中に根鉢崩さず8号スリットに鉢増し
・2009年11月開花
・2009年12月8号スリットにロサスペで植え替え
この時1/2程根鉢を崩している。
やたらに太い根っこが中心部にあるなぁ~とロサノートに記録。
しかし、全ての土を落としていないので核心部までは未確認。
・2010年春~秋、絶え間なく蕾が上がり開花
超横張りの樹形で、樹高60cm程と成長著しかったため、
のんびり構えていたら・・・(--)
というわけで、本日のログ
▲:フランソン(Ch)1224
鉢からはスルリと抜けた。しかし、根鉢は回っていない。6号→8号に鉢増しした時のロサスペ層に黒っぽい根が伸びている。やや!根腐れか?ってんで、肩口から鉢増し分のロサスペを落とした。やたらに水っぽい。次に「ほぼ6号ポット形」の土を落としにかかった。周りのロサスペよりサラサラした感触。「お!意外と順調ぢゃん!」と喜んだのも束の間、中核部のやたらデカイ塊に触れた。感触から細根の塊ではないことは明らか。その塊をこの目で見るまでに結構時間がかかった。
蓋を開けてみると、細根を除けてみると・・・
なんと!2本の太根にブリッジのするような格好で癌腫が...!
最大直径6cm程もある。
中心部の太めな根の口径が約1.5cm、
もう一本の根の太さが約1.0cm、
2本の根の間隔が約2.0cm。
これだけの幅を足しても約4.5cm。
ちょうど2本の逆V字スティックにまたがるアメリカンドッグ生地のように(そんなん見たことないけど)、癌腫が根の付け根をぐるりと取り囲んでいた。
チマチマと癌腫を剥がして、根っこにメスを入れた。
〔以下、赤字は追記〕
株元に近づくに連れて癌自体がジュクジュクと水っぽかった。
ゴミ箱にどんどんと腫瘍の塊欠片が積もっていった。
いっそのことバイネキトン液に浸けて根洗しようかと思った程。
何とかコブを除去して、バイネキトン原液を垂らし(塗布じゃない)、養生対象苗として7号スリットポットに排水性を重視した土で植え付け、地上部を仮剪定しておいた。念のため挿し穂も確保。
がん腫って・・・1年でこんなに肥大化するもの?
昨年の植え替えの時に根洗してでも完全に土を落とせば良かったと後悔した。何故なら、昨年根の中心部で指先に触れた固い物は、「根」ではなく「がん腫の出来はじめ」だった可能性があるから。
何本かの太根が存在するのだけれど、そもそも一本の硬くて太めの根は株元で湾曲しているのだ。んーー、ちょうどアルファベットの「n」の字みたいに。で、「n」の上の部分が地上に突き出る格好になってるのだ。その根にはがん腫は出来ていなかったけれど、問題の根2本は土中でサークリングしているから、綺麗な放物線を描けないで「クキっ」と曲がっている。
オペの最中(「もなか」じゃないよ^^)に、腐った黒い根がポロポロ落ちてきたけれど、水はけが悪かったって事?だけど、フランソンはギリギリ軒下に置いていたので、横殴りのザーザー降りででもない限り、雨水はそれほどかかっていなかったんだよなぁ・・・。
他のバラ鉢も、今年の猛暑のカンカラ天気の時でさえ土の乾きが全般的に宜しくなかった。数ヶ月前からロサスペ単体では水のしみ込み具合が悪いような感じを受けていたので、以前もログったように、今年の植え替え用土は色々と水はけを良くするために素材をブレンドしている。
健全な根っこが残っているし、細根も鉢の肩口には根詰まりするくらい張っていたので、フランソンの回復をキボンヌするばかりなり~の楽趣味なのであった。
以上、フランソンに関するログ終わり。
え?写真撮らなかったかって?
んなユトリはありません!
けど、剥がした癌腫は袋に入れて取ってあるよん(^^;;
他のバラ植え替えというか、鉢増し済み苗の再確認と植え替え直しもしたけど、今は記憶を蘇らせる気力がとてもじゃないけど湧いてこない。
後で、そっとロサノートに記録しておくことにする。
こんばんは^^
返信削除>え?写真撮らなかったかって?
う~ん、あんまり見たくないかもですねぇ。
我が家も今日は結構作業が進みましたが、完全に遅れているのでまだまだ終わりが見えません。
幸いそこまでひどいものにはあたっていません。あ・・ひとつを除いて。
それとコガネベイベが1匹。こちらは去年より激減です。
みけさん こんばんNamaste/^^
返信削除今日は寒さが平年並みになりましたね~。身体が一番ですから、無理しないでね^^
ジュクジュクのコブは、さすがに気持ち悪かったです。
周りはクルミみたいなんですけどねぇ・・・
今年は癌腫2苗め、かな?アスピリンローズにも癌腫があったんですけど、去年よりも小さくなっていました。
やはり水分調整が間接的に関係するんじゃないかと思ってます。ここ数年の実体験から推測するに。
コガネベイベは、うちでも、今のところ、アルバマキシマに出たっきりで、タージ大佐の監視の目の行き届いている鉢では出てません(夏以降出た鉢からは出てないです)。
明日で終わらせたいっす^^
楽さん、おはよ。
返信削除ガンシュ。去年のジメジメの夏に、水はけの悪い、我が家の庭植えバラに多発したので、
発生原因のひとつになるんだと、うちでは解釈しています。
そして、ガンシュの成長速度ですが、
うちでは秋に迎えた大苗で、翌春の開花時に「なんか、調子悪いなぁ」ってんで
ほりあげてみたら、地上ギリギリのところで、
ガンシュがこぶし大に育っていたことがありましたよ。
(地上部からは見えていなかった)なので、もともとあった場合は、急成長もありかも。
肥料が効いていると、ガンシュもどんどん育つと聞いたことがあります。
途中で発病した場合は、ゆっくりなのかもしれないけど。
私も、今日はあれこれチェックしてきます~^^
bloomさん Namaste/^^
返信削除そうそう!アグロ略ファシス(根頭癌腫の病原菌)ってやつは、宿主が取り込む栄養をがんがん自分のものにして肥え太るんですよね。
スイカの糖度センサーがあるみたいに、バラ苗の根頭癌腫センサーってあれば、出荷前にチェックが出来る?(^^;;
ここ数年の観察からすると、やはり、ジメジメな状態の方がドライな状態より根頭癌腫には居心地が良いみたいですね。
さてと、一通りのやるべき事は済ませたし、最後のつめ作業にかかるとしますわ^^