『不如帰』で知られる徳冨蘆花、
晩年晴耕雨読の生活を送った家屋が保存されている。
本名は徳富健次郎。
「蘆の花は見所とてもなく・・・」
という清少納言の一節から蘆花の号をとり、徳冨蘆花と称する。
徳冨蘆花で探しても見つからない。
徳富健次郎の著書となっていた『みみずのたはこと』
土の上に生まれ、土の生むものを食うて生き、而して死んで土になる。われらは畢竟土の化物である。
大なる哉土の徳や、如何なる不浄も容れざるなく、如何なる罪人も養わざるはない。
土の土たるは、不潔を排斥して自己の潔を保つでなく、不浄を包容し浄化して生命の温床たるにある。
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