何となく、切ない

間の取り方に、その人の感性が反映されるって思ってる。
行動の「一瞬一瞬｣に研ぎ澄まされた神経を注ぐ場合には、特に。

楽趣味の戯けた思い込みに過ぎないかもしれないけど、そう思う。
もちろん、感性は後天的に身に付くものであるとも思っている。

生き様やライフスタイルや自分以外の人間との関わりあい方や、一見単純に思えるけれど、その実、深いところでは複雑に折重なったり織り合わされているありとあらゆる事象が、これまた重層的に交叉してどこかしらで繋がって関与してくるから、一つとして同じ時空間は存在し得ないし同じ事象が複数の人に起きるということもあり得ない。
人類の歴史は、数え切れない程の命が生まれてから死ぬまでに体験して感じる無数の感性-数えられるものではないけれど-が「織り成し・積み重なり・不可視で・無形のもの｣に内側から彩られているのではないか?
そんな戯けたことをつらつら妄想したくなる年頃の楽趣味でありる。

な～んちゃって・・・（＾＾）書いてみたくなっただけ～＾＾

庭に出て「大きくなってきたねぇ!｣とカメラのスイッチを入れて
シャッターボタンに触れた勢いでシャッターが下りてしまった。
ドレスデンドールの蕾周りのモスに触れる、もす!
触れた指の匂いをかぐ、もす!
モスの香りがする、もす!
そのモスの香りは、モスに触れた楽趣味の皮膚だけに特有のもの。
他の人が触れたら、他の人の香りがするはず。。。
半透明の素直な棘が初々しく美しい。
撮りなおす?　いや、やめておこう。
そういう「間」だったのだから、今回はこれで良い。

4/17のパヴィヨンドゥプレニー蕾α
ぽこんと真丸い巾着型の蕾に愛おしささえ覚える今日子のごろ寝。
巾着の絞り加減が芸術的でさえあると思う。

4/19のパヴィヨンドゥプレニー蕾β
巾着の絞り紐さえ捩れている素晴らしさ。
そして、絞り口からほんの僅か花弁が頬を赤らめているのが分かる。
パヴィヨンは冬蕾を切ってしまったから、花は未だ拝めていない。

同じ日の午後パヴィヨンドゥプレニー蕾β
数時間経過したら、これまたほんの僅か萼片が剥離して浮いている。
絞った巾着口がどんな風に開いていくのか・・・
出来ることならずっと眺めて動きをこの目で見たいと思った。

けれど・・・
恐らく、その瞬間を眼のスクリーンに焼き付ける事は出来ないだろう。

私を忘れないで！ Forget me not!
「私を思い出して」ではなく「私を忘れないで」・・・
聞きようによっては胸締め付けられる強い印象を持つ一言。
え？そんなこたぁ無い？誰が言うかによる？
言ったことも言われたことも無いから分からん？
ま、そやね。場合によっては、ってことかもね｡｡｡

「忘れるわけないさ」 ･･･　嘯いた言い方は要らないわ。
「忘れないよ」 ･･･　もう言葉は返せない。切ない。

想いはゆらゆら揺れて・浮かんで・シャボン玉


一般に流通している園芸種の勿忘草はAlpine Forget-me-not.
数年前、草花苗を購入したら｢栗゛子のオマケ｣で種袋が付いていた。
種を蒔いたら、ものすごく生長してこぼれ種で繁茂した。
かなり間引きしたり引っこ抜いたりしたけれど、
未だに早春になると何処からか芽が出てきて花が咲く。
まさにForget-me-notだね･･･と思いながら小さな青い花を愛でる。
勿忘草の蕾粒々は開花前、青と言うより桃紫色を呈している。

【バラ苗】　ドレスデンドール　(min淡桃)　国産苗　大苗　6号鉢植え品　☆　【ミニバラ.オール...
【バラ苗】　※パヴィヨンドゥプレイニー　　（N複色）　国産苗　新苗　○※5月末までにお届け...