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2011-04-21

Wao! こ、これは?

昨日は二十四節気の穀雨でした。
仰せの通り、恵みの春雨。
そして、種まきBingo!の時節。

あの事故さえなかったら、
「春雨じゃ、濡れて戯れん、薔薇よ」
ってな具合に風雅に庭で遊べたかもしれません。
ま、地が地ですから、そんなのは絵空事ですけど:-P

2010-10-25

植物が葉を落とす時

秋。植物の葉が色づく季節。
中には常緑の植物もあるけれど。
紅葉した後、落葉する植物もあれば、
紅葉せずに、ある日突然葉を落とす植物もある。

・紅葉leaf colorについてはWikipediaのココ参照。
・落葉deciduousについてはWikipediaのココ参照。

2010-10-14

あわたたあわたてあわてた

すっかり秋になって、バラの葉に黒星病も出始めたので
今日は赤ニームを撒布しました。
撒布ついでにバラの枯れ枝を切ったり、
通路を塞ぐ鉢物を移動させたりあれやこれや。
箒でテラスやベランダを掃いている時に
( ̄0 ̄; ハっ!と思い出したことが・・・

2010-10-09

Miscellaneous in October -2-

撮影した画像を直接Picasaから持ってくると容量を食う。
けど、操作がめんちぃ~カツ定食じゃないから、ついつい^^
だもんで、表示画像を最小サイズにしてみました(^^;
〔クリックで拡大します^^〕
あんま意味はないでしょうけれど..。

もぉ、楽のマシン重くて遅くて・・・買換えたいよぉ~^^
と叫んで見積もりしてから何日経ったっけ?
年内の出費はちぃと痛いけど、
来年には車検あるし、タイヤ交換必至やし・・・。
どうすべ・・・・・・・・・・・・・

2010-09-23

小さい秋?

秋のお彼岸中日、秋雨前線停滞ちう。
昨日一昨日と真夏日をもたらした高気圧が鎬を削って
弓なり日本列島に沿った形で前線が寄り添ってくれてますw
これで一気に気温が下がるのでしょう。
今後乾燥が続いたらバラのうどんこ病に要注意ですね。
もちろん、秋の黒星病にも要注意。
楽庭で黒星病はチラホラ始まってるみたいですが、
うどんこ病に関しては、この秋も殆ど発病しないかも、です。
確たる論拠があるわけではないけれど、
葉っぱの様子を見ていると、そんな感じ。
春に唯一うどんこ病が少しだけ発生したブルゴーニュも
いたって元気であらせられますし(黒星には少し罹病)。

楽趣味地方も激しい雷雨です。
数メートル先の視界がよくないです(^^;;
先日少し黒星病班の出ていた新苗のブランピュールと
新苗の茶バラの中で一番生長の遅いウィンザーティーを
ずぶ濡れになりながら何とか軒下に移動。
枝が絡まって移動させるのに一苦労だったです。

気象協会のHPを見ると、
どうやら今年の秋は短いみたいですね(ココ)。
ラニィ~ニャの影響はいつまで?


画像は「多分サンレモ」の株分けした株です。
親株より子株の方が元気がよいのは何故だろう?
株分けした時に何か性質が変化しちゃったのかな?
花形も以前とは違うような感じだし(^^;
このバラはハダニ被害経験者だけど、
うどんこ病も黒星病も未経験かも。

2010-07-10

バラの病気:斑点病Cercospora Leaf Spot

バラの病気「斑点病」についてログる前に、
まずは↓の画像をよっこらせ。
典型的な黒星病班初期症状だと思われます。
("羅雫の森"内の黒星病記事についてはココに一覧)

このように黒星病は病班の縁がギザギザしていて、丁度★を集めたようになっていますね。黒星病と言われる所以でしょうか。この病班が成熟すると縁がハッキリして来てインクで塗りつぶしたような黒い点になり(そのため黒点病とも呼ばれるみたいです)、やがて黒点になった周囲が黄変して葉全体に広がり落葉していきます。

さて、黒星病の初期病班と若干異なり、「始めは紫褐色~紫紅色の小斑点であるが、しだいに病斑が拡大して、円形、楕円形ないし不整形の周辺が紫褐色の病斑となる」〔独)AFFRC「花き類病害の診断・防除」より引用〕のが斑点病(ハンテンビョウ)と言われる病気です。

黒星病やうどんこ病と同じように糸状菌を病原菌とします。
もしかしたら、楽庭でもこれまでに発生しているのかも知れません。「あら?この病葉(わくらば)は何かしら?ひょっとこして黒星病かも?」と、よく観察もせずに放置していたのかも知れません。

羅雫の森Useful LinksにあるACESにはCercospora Leaf Spotという項目に記載があります。ここには
Because Cercospora-damaged roses typically lose most of their leaves, this disease can easily be confused with blackspot.
DISEASE CYCLE. Very little specific information is available concerning the development of Cercospora leaf spot on roses. However, the same warm, wet weather patterns which favor the spread and development of blackspot will also start outbreaks of this disease. Beginning in early spring, spores of the causal fungus C. are spread by air currents to the newly expanded leaves. Free water on leaf surfaces triggers spore germination and infection of the leaves. Frequent rain showers or possibly overhead watering favors continued disease spread until the first hard frost in the fall.
とあるように、黒星病の病班と見間違いやすく、黒星病と同様に症状が進むと葉が黄変して落葉しやすいと書かれています。
更に、斑点病の病原菌は詳細な事が明らかになっていない事、黒星病の多発環境と酷似しているとも書かれており、症状が治まる時期も黒星病とほぼ一致するようです。
尚、上記ACESの表7(table 7)には斑点病に罹りやすい品種が挙げられていますが、それがそのまま日本での生育環境と品種の関係に当てはまるかどうかは分かりません。個々の栽培環境の違いも影響してくるでしょう。あくまで目安として受け止めたいと思いますが、楽庭にあるバラとしてはHappy Trailsが該当品種ですので、今後注意して観察していこうとも考えています。

《え?私の噂してるの?なHappy Trails^^》

上記AFFRCの防除法には「主に空気伝染する。枝葉が混み合っていると多発することがあるので、剪定を行い、通風を図る」と記されています。

《こちらはスノーシャワー》

んでも、ま、黒星病と発生時期もよく似ている事だし、赤ニームの定期的撒布を今後も続けていくという方針の下、注意観察を怠らないようにしようと思います。



2010-06-23

黒星病Black spot発生地点?

マジに風水的に良くないのかもって思ったりする^^
楽庭で最もバラの黒星病が発生しやすい箇所。
どんな場所かというと・・・
・朝日がよく当たる
・夏の午後は早めに物陰(隣家屋根)になるベルト地帯
・背後にヤツデ(?)が自生している(植えた覚えはない)
・ヤツデの奥にはネズミモチの植木がある
・すぐ近くにアジサイの巨木がある(冬に移動の予定)
と、まぁこんな感じなんですが、同様の条件下にあるヴェルト地帯なのに、ごく一部のspotのみなんだよねぇ・・、黒星が発生しやすいのは。勝手に黒星Gゼロ地点って呼んでたけど、バラの黒星病のみの発生なので今後はロサ黒星GゼロRBGゼロってのに名称を変えようかしら?(^^;

レディエマハミルトンの2番花蕾です。
今年は耐病性に優れ樹勢も強いレディエマをRBGゼロに配置。

さしものエマもそれなりに黒星がかってます^^

でっかい黒子を葉っぱに付着させてる5月下旬のエマ。

エマの斜め前にはブランシュカスカード。
これも黒星病には罹りにくいバラでしょか?(^^;

エマの斜め後ろにはレオナルドダヴィンチ。
昨年黒星病に罹ってしまいました。
若干背が高いので菌を上から撒き散らしているのでは?
と疑われたバラです。
水平誘引している枝葉の一部に黒いシミが(^^;;
でも、昨年ほどの酷さではないです。
まだ梅雨が本格化してないからでしょうか?
あっと・・・画像のアイヴォリーホワイトなバラはブルゴーニュ。
(今春唯一うどんこ病に罹ったバラ。ただし葉1枚と1花托のみ)

赤:ロジェランブラン、白蕾:マダムエルネストカルヴァ
この2品種も同じベルト地帯に配置してます。
共に'08秋にやって来た新苗です。
2つとも今年もそこそこ黒星出てますが新芽の盛り返し抜群!


数年前までRBGゼロ地点に配置されたバラを振り返ってみると・・・

2007:アブラカダブラ(HT)→黒星だらけでセミヌード
2008:スヴニールドゥドクトゥールジャマン→素っ裸~ニヴァル
2009:マダムエルネストカルヴァ→素っぱだかーニヴァル
2010:レディエマハミルトン→そこそこ黒星病

ふむ。こうして改めて並べてみると、去年までは新たに楽庭にやって来たバラ苗ばかり配置してたってことが分かったじょ。ということは?「未だ幼いけど黒星病の試練を乗り越えるのよ!」って言っていたも同じかも(^^;←R鬼母 
レディーエマは去年まで降り込む雨はかかるけど一応軒下に置いていたし、昨秋には少しだけど黒星病班身につけていたし、そこそこ黒星でているけれど既にベイサルシュートが発生しているから、やはり耐病性は高い&株の体力が充実しているってことかしら?
ふむ。そしたら、次期配置換えの時は葉っぱに黒星の「ク」の字も見当たらないラローズドゥモリナール(羅雫のモリモリ^^)辺りをもってくるべか?
よし!そうしよう!
忘れないようにφ(。。)memoしとかなきゃ。

***

ところで、次のような疑問は出てきませんか?
「おや?2006はどうした?それ以前は?」
2006年には・・・RBGゼロに配置するほどバラは無し(^^;
過去画像を掘り起こしてみたら、こ~んなん置いていました^^
↓
トネリコの木です。
今や四角い芝庭の片隅に追いやられてしまってます^^

考えてみれば、4年前ってバラ数少なかったのねん(^^;
更にそれ以前って・・・
ツクシイバラとWhマスターピースとミニバラ少々だけだったかも。
ニュードーン、バレリーナ、フリュイテ、ダイアナ等が加わって
ちょっぴり賑やかになって・・・それから・・・それから・・・(^^)

ま、RVに感染しては居たかも知れないけれど発病していない
「ロサ未病」の状態であったってことですかな(^^ゞデヘヘ

してみると、楽庭に今あるバラの大半は・・・
みなまで謂うの(書くの)やめとこうっと(((^^;;



レディエマハミルトン

ブランシェカスカード

ブルゴーニュ

レオナルドダヴィンチ

ロジェランブラン

マダムエルネストカルヴァ

2010-06-01

Black spot:バラの黒星病考2010

黒星病black spot(黒点病とも言われたりするが、本ブログでは黒星病で統一)はバラにとって風邪のようなもの、という例え話を目にしたことがあります。「は?風邪?なんかちゃうような気がする」というのが楽趣味の第一印象でした。
黒星病の病原菌は糸状菌の一種である子嚢菌類に属す真菌で(真菌についてはココで学習したてなので記憶も新しい^^)、細かいことを言えば、黒星病はウィルス性の風邪やインフルエンザ等とは発生主因が異なりますから、その例えが妥当かどうかはちょいと疑問ではあります。それはレトリックに基づいた話だと解した上で・・・、体力のないバラは黒星病に罹病しやすい傾向がなきにしもあらず、と言えるでしょうか。病葉が落葉しやすい品種もあれば、そうでない品種もある。罹病して生育上大きなダメージを受ける苗もあれば、罹病したからと言って易々とへたばるつもりのない苗もある。バラ苗個体の生まれ持つ形質や気質・生育環境/条件によって症状も苗の往く末もさまざまでしょう。

黒星病については何度かに亘ってRosalind Infinita内で記事を書いています〔当ブログ『羅雫の森』にも複製しています:カテゴリーのキーワード:バラの病気(黒星病)〕。その病原菌は言ってみればカビ菌Fungiであり、一年中存在する常在菌で、胞子(分生子)の活動が活発化する条件が整った時に触手を伸ばしてバラ葉の細胞壁を貫通し細胞内の養分を吸い取って自らの栄養分とすることで葉にギザギザ状の紋様を生ぜしめるというものです。そして、虫や雨水などの媒介物によって自分の分身をあちこちに飛散させて生育版図を広げようとします(分生胞子による空気感染はないが、病原菌の越冬形態である子嚢胞子による空気感染はありえる)。
天から降る雨滴や水遣りの際の水滴だけでなく、熱によって温められた地表や鉢土に含まれる水分が空気の塊に含まれて上がり(こういうのも上昇気流というのかは不明)、黒星病原菌の媒介物となって下位の葉裏や枝に付着せしめるような場合もあると〔正確に何と書かれていたかはサッパリ忘れました〕何かの雑誌(確か薔薇界のソムリエと称される御仁のお笑い系^H^H可愛らしい系笑顔画像が掲載されている雑誌だったと記憶)で読みました。

偶然、直近記事study room-Coriolus effect:コリオリ効果-では地球規模での空気と物体の流れについて調べていた時の覚書を記しました。地球という太陽系惑星のごくごくわずかな地表面の更にまたごくわずかな庭の片隅にある鉢栽培のバラ苗は地球のサイズから見たらミクロの世界でしょうけれど、その微小なミクロの空間世界にも空気や物質/物体の動きと流れが認められるのかもしれないと思いました。
太陽熱の照射を受けた鉢や土から若干上方にある株下付近に掌を当ててみると「ふんわぁ~」熱をくぐもらせている空気を感じますし、微動ながら空気の動きが感じられたりします。
ん?するってぇと、鉢土という小さな世界でも「上昇した大気(空気)の膨張過程で起きる冷却」ってプロセスもありえるってこと?出来ることなら、一度で良いからテントムシの幼虫かカゲロウになってバラ苗の株元をうろついて実体験してみたいものだわ(^^;と思いました。

いつも通りのきまぐれ突然ですが、以前読んだ『バラを美しく咲かせるとっておきの栽培テクニック』という本にある黒星病についての部分を下記に引用します。
(黒星病班は)地面に近い葉から上へと病班が広がり、やがて葉は黄変して落葉する。特に梅雨どきや秋の長雨の時期には注意が必要。雨に当たると胞子が広がり急速に感染が広がる。一度かかると完全に殺菌するまでたいへん手間がかかる。早く発見して病葉を摘み取り、薬剤を撒布する。病害がなくなるまで、なか3日で3回ほど行う。軒下やベランダなど、雨の当たらないところでは黒星病は発生しないので鉢植えは軒下などで栽培するか、雨が降りそうなときには軒下へ移動させるとよい。
対策:昨年発病した株は早めに3月から防除を開始する。対病性の品種を植える。風通しを良くする。落ちた葉は拾って処分する。雨による病原菌がついた泥のはね上がりを防止するため、株元を敷きわらなどでマルチングする。〔一部太字化は楽趣味による〕

何故一部太字化したかというと、最初にこの箇所を読んだ時には、黒星病について自分で文献を読んで調べることをしていなかったこともあって、「地面に近い葉から上へと病班が広がる」という一文がどうにもこうにも理解できなかったのです。下位の葉から黒星病に罹るのであれば、上もしくは斜め上から降り注ぐ雨滴によって黒星病の分生胞子が飛散して感染を広げるというのはどう理解すればよいのか?そもそも何故下位葉から上位葉へと感染が拡大するのか、単に水滴や泥の跳ね上がりで分生子を運ぶのだとしたら、葉裏ではなく葉表に先に病班が現れやすいのは何故か、等など物理的に理解できなかったからです。単純に紙面の都合上、論理をすっ飛ばして書かれているのかも?いや、それにしても、「雨の当たらないところでは黒星病は発生しない」と書いてあるのに・・・?あれれ?確かに雨の当たらないところのバラ苗は黒星病には罹りにくいけど「発生しない」ってことは・・・
・・・ないよ(^^;

そんな単純な疑問も、上記「可愛い系笑顔の登場人物画像掲載」雑誌に書かれていた一文でやっと不可解な部分が明らかになったような気がしました。

さて、黒星病に罹ったバラの葉を早めに処分するのが望ましいと上記バラ栽培教科書にも書かれています。数年前まで(厳密に言えば一昨年まで)、楽趣味も教科書の言葉に従い羅病葉を「シャカリキになって」毟り取ったり、株下に落ちた病葉(わくらば)を掻き集めてゴミ箱へポイ!してました。それは他への感染を防ぐためだ、と書かれていたからです。
確かに病葉をそのままにしておかない方がよいのでしょう。病原菌のたっぷり詰まった鉢へ水遣りをしたら、黒星病原菌を含んだ水滴が跳ね上がったり水蒸気に含まれて(上昇気流に乗って?)舞い上がり健全な葉に付着したり他の株へ飛散したりしないとも限りませんから。

けれど・・・
去年あたりから病葉を毟り取ることは止めました。
落葉した病葉も冬の寒い時期を迎えるまでの期間、目立つ箇所は除去しますが、除去し忘れることが多くなってきています。単なる面倒くさがりっていう噂に基づき(?)実体もそうなりつつあるのかもしれません!←こんなこと書いたらazkingさんの鞭が飛んでくるかな(^^;
除去してもしなくても大して変わりは無いんじゃないかと思えてきたからってのもあります。
あ!( ̄0 ̄! 
黒星病菌が栄養とする物質がない花びらには黒星病は発生しませんよ♪ だからといって、花びらを落ちたままにしておくのはお勧めできません。何故なら「害虫」という呼び名をつけられた虫の住処やになりやすいからです。

ここで、天邪鬼の楽趣味はちょいと頭を傾げました。
野に咲くバラはどうなのだろう?
人の手の入りにくいところで、誰も病葉を除去してくれず、落葉した病葉を株元に置いたまま取り除けない環境条件下にあって、消毒薬も撒いてもらえず、栄養剤も与えられなくても、人知れず咲いている野のバラは・・・?
上記の雑誌に書いてあったと記憶しているのですが(そこまで言うなら何故立ち読みせずに買って帰ってこない?!ってお叱りはこの際棚上げして^^)、野に咲くバラは、病葉(わくらば)をも分解して栄養に変えてくれる自然の共生システムに基づいてリサイクルにのっけられていくのだってなこと〔これも正確には何とかいてあったのかサッパリ忘れました〕。ふむふむ。確かにそうよね、って本屋の店先で大きくうなずいたのでした(^^)v

楽趣味は春新芽が動き出す前から晩秋にかけての期間ニームオイル希釈液を週二回のペースで撒布しており、特に黒星病が発生しやすい時期は重曹と天然多糖類を含有する赤ニームを中心に昨年は撒布してきました。冬の間は月に数回と撒布回数は減りますけど・・・でも、結局年がら年中撒布しているかも。。。そのお陰か、赤ニーム(正式名称:「ローズニーム」)を撒布しだしてからは黒星病班葉が容易く落葉せず枝に残っている時間が長くなりました。病葉が落ちずに残っているからといって他のバラ苗に病気が酷く蔓延することもありませんでした。
黒星病原菌の活動抑止剤として昨年試した物の中に重曹希釈液があります(関連記事はコチラをどうぞ)。昨年6月~7月にかけて黒星病にかかった数苗のバラで弱アルカリ性の重曹希釈液撒布実験をしました。定点観測は出来ていませんが、黒星病班の拡大は抑え込まれた感触を得ました。その後は重曹希釈液撒布の代わりに赤ニームを入手して撒布し、今日に至る、です。赤ニームには重曹がバランス良く配合されているそうです。

庭のバラ苗について黒星病に限って前年を総括すれば、ルゴサ系のバラ苗の幾つかは罹病してほぼ素っ裸~ニヴァルになったものもありましたが(ベイシーズパープルローズはその典型苗でした)、その他の系統について殆どが黒星病とは無縁か、罹っても「軽症短期収束」という状況で、冬の落葉期まで比較的きれいな葉を残している苗が多かったように思います。

2010年5月末現在の状況は・・・
黒星病に罹りやすいと言われているバラは大半が葉っぱに黒茶色のギザギザ斑点を付けながらも緑色の部分を殆ど残したまま確りと枝についています。病班が酷くなるまで無理にとろうとしてもなかなか葉柄部分がポロリとは剥がれません。本記事に掲載している6枚目の画像はアルシデュークジョゼフ(アルシデュックジョセフ)というティーローズです。画像にも見えるように蕾が出来た頃から葉にぽつぽつと黒星病班が現れました。けれど、花が終わる時期まで黒星病班はさほど拡大もせず他の苗に拡散もしませんでした。

左画像はブルボンの『紫燕飛舞』ツーヤンフェ(ィ)ウゥ〔'Eugène E. Marlitt' 1900年 R. Geschwind作出〕です。ロサSOS!謎の葉斑点再び?で登場したクイニーアマンさんが育てていらっしゃるのと同じ品種です。その後クイニーアマンさんちの紫燕は無事に見事に開花したそうです(良かったね~♪) 
楽庭の紫燕は雨が続いたり、留守をして赤ニームが撒布できなかったりしたことで少し黒星病班が現れました。けれど、その後の赤ニームびぃ~むっ!撒布で病班の拡大は抑えられている感じです。

他にも黒星病に罹っているバラはいくつもあります。けれど、ほとんど全部と言ってよいほど病班のある葉は落葉するどころか、病班を抱えながらも緑色の部分を残したまま確りと枝にくっついています。これから葉の黄変が始まるまでは、葉緑素が残っている部分で光合成を行ってくれるのでしょう。光合成によって得られる栄養素を株に蓄えてくれるのでしょう。そして、葉は、栄養を作り出すソーラーパネルの役割を終える頃に自然と落葉していくのでしょう。
そうして自然に落ちた葉が溜まって虫の住処や隠れ家になる頃、ニーム大佐(ニーム核絞かすのこと)を虫除けとバラの栄養補給のために〔ニーム大佐についての関連記事は愛よ、愛!Ganga-Yamuna-Sarasvatiなどをどうぞ〕表土に薄く撒布する予定ですから、その時はお掃除をかねて落葉した葉を出来るだけ取り除いてやろうと考えています。

因みに、黒星病に罹った葉が最終段階で黄化するのはRosalind Infinitaの該当記事にも書いたとおり、バラが黒星病菌と闘った証です。黒星病菌が葉の内部で活動するときにバラがエチレン等の植物ホルモンを発生させて代謝活動を活発化させるからです。

黒星病と闘って黒班を残しながら黄色くなったバラの葉。
無名戦士の墓へと埋葬したく思います。

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2010-04-28

ロサSOS!謎の葉斑点再び?

紫燕飛舞の葉っぱです。
#画像をクリックすると拡大できます#

これはIRL海員棘のピアニスト@クイニーアマンさんの画像。
クイニーアマン(QA)さんからお便りが来たアルよ。
黒星病班かしら何かしらって心配してらっさるアルよ。

一見した所、3月楽庭のバラ葉にこんな症状があった記憶から、
寒さに中って出た症状かな?と楽は思ったのですけど・・・

楽庭のバラに出た約1年前謎の斑点については
Rosalind Infinita記事【疑惑の影、謎の斑点】と
きまぐれ羅雫の森記事study room-放線菌缶論^^-
各コメント欄に海員さんからの貴重なご意見が掲載されてます。
薔薇の旅人@もと兄さと言霊師@メアリーレノックスさん
のコメントを読み直しては画像を眺めを繰り返し・・・。

黒星病班なら、もう少し斑点の縁がギザギザしているだろうし、
病班の中心部と周辺とで濃淡差があるように観察しています。
画像では葉っぱの緑色が黄褐色化していないにも拘わらず
小葉一枚面積の半分近くを赤茶紫混色の斑点が占めているものの
その斑点の中心部と周辺の色濃度に差はないように見受けられます。

そうだ!
羅雫の森のUseful links内Forestry Imagesをちょっくら散策。

確か、兄さが「葉っぱの裏側も観察すると良いよ~」って
以前書いてくれてたかと思って、黒星病葉裏表画像をホジクリ^^
↓
black spot:Image Number: 5264093
black spot:Image Number: 5264094

う~~ん、やっぱ黒星病班とはちと違うような感じだなぁ。
葉っぱの裏はどんな感じですやろ?>QAさん


こんな葉の状態を見かけたことのある方いらっさいませんか?
また、このような葉はどう対処すればよいのでしょうか?
色んなご意見お寄せ頂けると幸いです。
ご協力の程、何卒よろしくお願い致します。



☆時間がある時にでも見てくれたら嬉しいなぁ>でこぽ~ん@YBC

☆pierreさんのheritage蕾に見られる粒々と一寸似てませんか?
QAさんの画像蕾に見える繊毛(^^;
品種によって異なるけど、蕾に生える繊毛粒かもですよ・・・?
最近UPした楽んち蕾で粉粧楼とかパヴィヨンとかにも生えてます。

【以下追記です】

Motonyさん、早速のコメント有難うございました!
Useful Links内の「花き研究所」類病害の診断防除で
「べと」で検索すると(楽は「ベト」で検索してhitせず)
バラのべと病班画像が見られます。
心配なのは、「葉脈で区切られた病班」という一文。
QAさんのバラ葉もよく見ると葉脈で赤茶紫色班に区切られている。
因みに上記研究所サイト内「べと病」病徴説明文は以下の通りです。

「葉、茎、花こうに発生する。葉に不整形、灰褐色のしみ状の病斑ができる。湿度が多いと葉の裏側に白い霜状のカビ(分生子柄と分生子)が見える。罹病葉は極めて落葉しやすい。」



☆☆☆【再度の追記です】☆☆☆

罠の家栽培部長YBCから以下のようなメールを頂戴しました。

画像からは冷害と薬害が複合的に出たように見えます。
通常ベトの場合はもっと斑がぼやけて現れます。
また茎にも症状が出てきます。
画像ではベトじゃないとは断言できません。
もしべと病であれば葉が乾燥して落葉を始めます。
(鉢をゆするだけでもパラパラとおちます)
葉が落ちないようでしたら前者だと思ってください。
でももしベトだったら北のくまさんも真っ青ですから
晴れた日の午前中にオーソサイドでも散布しておくと安心ですね^^
とっても丁寧にご説明させて頂きました。


ということでした。
葉の乾燥と落葉という点でもう一度要確認ですね>QAさん

この場を借りてMotonyさんと罠の家栽培部長のご協力に
心から御礼申し上げます。
ありがとうございました。


☆☆☆【再々追記:その後の経緯報告(20100430)】☆☆☆

とっても丁寧にご説明頂いたYBCとQAさんからのご了承を得て
その後QAさんちの紫燕がどうなったのかを報告します。

QAさんから追加で頂いた画像は以下の3枚です(クリックで拡大)。

(中)葉裏の画像からは菌糸が発生しているようには見えません。また、葉表の薄茶色になっている部分は上記【疑惑の影、謎の斑点】に出ていた斑点に共通するものの様に見えました〔その時の斑点(イヴピアジェの葉)についてはstudy room-放線菌缶論^^-記事にてメアリー・レノックスから「わくらば」という季語を教えて頂くと同時に冬の寒さを受けた葉に見られる事があるとも教えて頂きました〕。しかし、素人判断で他人様の苗に大事があってはいけませんから、ここは画像からだけでも専門家の意見を伺うのがよいと思いYBCへ同じ画像を送付してみて貰うのはどうだろうとQAさんに伝えました。QAさんから本日届いた「YBCからのお返事」は以下の通りです。
実物を見ているわけではないので断定は難しいですがベトではないように見えます。もしベトだとしてもGWは天気がよさそうなので回復するとおもいます。
この「天気が良さそうなので回復する」という一文に再度自分の過去記事「病気(べと病)」を読み直したりUseful Links内のNIFS花き研究所サイトを見直したりしました。「施設内の湿度を下げる為に強制的に加温する」というフレーズと「べと病の分生子は低温多湿という2つの条件が重なった時に作られる」というフレーズがずっと引っ掛かっていたのがパチンと音を立てて繋がったような気がしました。
QAさんからのメールには「今朝のパトロールでも、蔓延はなく、元気な蕾(フサフサの)をあげてます。ちょっと他の苗から離して様子をみようかと思います」と書かれていました。「わくらば」を取り除いて処分されたかどうかは分かりませんが(^^;、このまま回復に向かうことを切に願っております。

べと病は、黒星病やうどんこ病と同じ糸状菌を病原とする病気の中でも恐ろしい病気だと聞き及んでいます。バラのべと病を一度経験されたMotonyさんがいち早く「疑惑のわくらば」に目を付けられたのは、その恐ろしさを実体験でご存じだったからでしょう。罹病した苗だけでなく周囲の苗への感染力の速さ(糸状菌の空気感染と水分感染による)は黒星病の比ではないと読み取りました(好適条件下では感染3日後に分生子形成)。

今回の件では、自分の庭で今後万が一「べと病」を疑うような兆候が現れた時にどうするかということを考え直すきっかけになりました。その時は「イザ」という時でしょうから、隔離/遮断出来る場所を確保しての早期殺菌対処も選択肢の一つ(最後の手段?)として捉えるべきなのかもしれないと。限りなく無農薬に近いバラ栽培を目指す上での必要最小最低限の薬剤使用を否定するつもりはないという認識の下で「救える命ならば救ってやりたい」と思います。

バラのオンシーズンでお忙しい中ご協力ご指導頂いた
バラの家栽培部長はじめ、
YBCのネット出張をご快諾下さったバラの家てんちょ、
コメントを頂いた方々とお読み頂いた方々にひとまずのご報告を申し上げます。
心より感謝の念を添えて。

===

【QAさんち紫燕のその後】

QAさんから以下のようなお手紙が届きました。
〔2010年5月2日〕
「わくらば」が小さく薄くなってきたんですヨ!前の画像では葉脈と葉脈の間に、いっぱいいっぱい黒斑点が入っていた個所もあったんですが、ここ数日のおてんとう様浴びたせいかほぼグリーン状態に・・・この現象は一体??YBCさんのおっさる通りでございましたm(__)mやはりベトではなく、冷害によるものだったのかもしれません。

〔2010年5月3日〕
わくらばですが、よくよく見ると小さくなったというよりは、葉の色が濃くなり、目立たなくなってきた感じかしら?消えてきているわけではないけれど、お天道様の成せる技。ありがたいです。

2010-04-19

2010年4月の黒星病葉

え?もぉ?黒星病が? ・・・ って、別に驚きゃしないわ。
雨の多い早春だったし、冬越しをした葉には出やすかったりするし。

黒星病班が出ていたのは、ローズデシスターシェン〔ポールセザンヌ〕
これ、この通り
↓

病班が出たのは痩せた中位枝でブラインドっぽい枝の下位葉。
この3枚です。
↓
枝も葉っぱもいっぱぁ~いあるから^^、剥がして並べ記念撮影。

新芽が動き葉が展開する時期に雨が多かったからと書いたけど、
だからといって心配・不安になってるわけではないです。
これまでにも、この時期黒星病状のバラは幾つも見てきましたし、
今のところ、他の部位には病班が見当たらないし。
あ、ポールセザンヌは軒外に置いてあります。

で、も一つ、不安材料をかき消す記録がてんちょブログにあるから。
↓
-バラと暮らす日々-08/12/10
病害虫には強いですが、やや黒点に弱く、下葉が落ちやすいです。。
が、そこからの回復出来る樹性の強さがあり、
落ちた葉の部分から”もりもり”葉を出します!

ね?
てんちょが言うんだから、超弩級安心でしょ?

楽庭ポールセザンヌを株全体から目視確認して今のところ問題なさげ。
蕾が幾つも上がってきていて、他の葉は健康そのものなのです。

楽趣味は、基本的に黒星病班葉をそのままにしておきます。
「落ちるなら、好きな時に落ちよ、クロホシ葉」ってなもんで。
無菌室でバラを育てているのではなく、ごくありふれた庭。
色んな病原菌は至る所に存在する。バラも病気に罹る時は罹る。
そんな中で株自体に回復力があれば、余程の事がない限り
復活再生することが多いと思うです。

先日てんちょがブログで書いていましたよね。
「うどんこ病や黒星病はべと病に比べればバラに優しい病気」
べと病なるものがどんなものであるのか、
その伝え聞く恐ろしさがどれくらいの破壊力を持っているのか、
・・・経験がないので(多分)、わかりません。
出来ることなら、経験したくありませんけど(^^;


ポールセザンヌの株元にあるヴィヴ蕾です。
随分と肥えてきた^^でしょ?

も一個、ヴィヴの蕾(目が届く範囲のみ^^)

やはり、今年の一番乗りはヴィヴかなぁ・・?

開花すると、こ~んな感じです♪
↓


嘘です(^^;;


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