2011-01-10

これが団粒塊っての、かな?

毎日がバラ曜日^^
ここんとこ、「毎日が庭曜日」を過ごしてる楽趣味です。

といっても、朝から夕方まで、古土の再生作業step1~2に追われ、
なかなかバラの誘引やら剪定やらが出来ないでいるのですけどね。

今日は風が冷たくて、気温も余り上がらず、
つい先ほど暗くなってまでも遊びほうけていたら、
さすがに皮下脂肪が冷え切ってしまって(どういう表現?)
臀部~太腿辺りからジワジワと寒さが全身を巡りつつあります。

昨年、早めに土替えをした古土がカラッカラに乾いていたのを
本日、ようやっと篩にかけることが出来ました。
乾かして忘れていたの半分、乾燥場所の一番奥だった理由半分、
そういうわけで、今日の今日になってしまいました。
さぞかし微塵が舞い上がるだろうなぁ・・・と覚悟して
篩にあけた、その土とは・・・?

バイオゴールドの土です。
そう、例のお高い培養土^^



古土を乾かすときの手順としては、
1)鉢からひっくり返し
2)粗目篩にかけて鉢底石(炭)と古根を選り分ける
3)中目篩にかけて虫の残骸や卵をざっと確認
4)シートに広げて天日干し&寒風にさらす
って感じですが、
以前も書きましたように、この土だと、古根の絡みが少なくて、
一回粗目の篩にかけるだけで干しことが、ほぼ可能。

で、12Lほどの乾いたBG古土を篩に流し込んだとき、
先日も見つけた「団粒塊」らしきものを本日は記念撮影^^


「土の団粒構造って?」〔20110107記事〕で参照したページでチラリと目にした団粒塊によく似た感じで、手指のはらでちょっと押したり揉んだりするだけで、微小な団粒に容易く崩れてしまうんですね。つなぎの部分が少し粘着質っぽい、例の「コロイド(膠質粘土)」みたいな感じ。


せっかく充電済みキャプやンを持ち出したので、
赤玉土中粒を左側に
団粒塊と思われるものを右側に
幾つか並べて撮影してみました。
大きめの塊は、解すと小さな団粒にパラパラと崩れます。
篩にかけるだけでは崩れませんが。


篩の細目(2mm)網にかけて残った細粒画像です。
大きさ比較で、近くにあった15cm程のスポイトを置いてみました。
殆ど粒々した細粒なのですが、ほんの少し微塵が出ます。

団粒といっても、最小のものは0.2mm大だそうです。
それ以下の土の粒子は、
・国際法では微砂(0.02mm以下)~粘土(0.002mm以下)
・農学会法では微砂(0.05mm以下)~粘土(0.01mm以下)
とされています。
この、農学会法ってのは、1926年に決められたものだそうですよ^^

これまで楽が篩にかけて微塵土と見なし、そう記してきた土粒は、細粒でしょう。微塵土は、乾燥させてビニールの袋に入れたりシートに広げたりすると、静電気を帯びて、まるで小麦粉のように極々粉っぽくなってへばり付く土です。これを篩で選り分けるのは至難の業かと(^^;
とはいえ、微砂でも乾くと撥水性が高まって水和性が弱まる様な感じなので、少し取り除いてはいますけど(^^;


以下、追加画像1枚。

中粗めの篩にかけて出てきた虫の遺骸。
カタモンコガネ(?)と黒っぽい甲虫。
白く丸まってるのはヤスデの幼虫?

他の古土に比べると、乾燥しているからか、少なめでした。
水もちの良い用土からは、線虫のような(ミミズの幼虫?)白っぽいクネクネした虫がたくさん出てくる場合もあります。


以上、分かりやすさでBGの団粒塊と思われるものをpickupしましたが、
一昨年植え替えて昨年末引っ繰り返したバラの家培養土からも
団粒塊と思われるものは出てきましたよ~。

5 件のコメント:

  1. おはようございます。
    7日から昨日まで札幌に行っていましが、すっご~い吹雪でした・・・。

    土の観察はここまで細かく行った事はないです。今までは良さそうなものを適当にブレンドしていたので、参考になります。

    ココピートは蝦夷砂が保肥性がないようなので、その部分を補うために籾殻クンタンとともに使ってみました。
    ピートモスに比べて水分を含みやすく水はけも良い印象でした。
    燃やせる土の類は、ココピートやベラボン100%で植えても可、との説明を見て???と思い調べてみてたどりつきました。
    でも団粒にはならないように思うので、どうしよう・・・。

    パーライトは土の凍結防止効果もあるとの事で、2年くらい使いました。
    水はけも良くなると思いますが、潅水すると土の表面に結構浮いてくるので、私は堆肥マルチをたっぷりしました。
    あと沢山入れすぎるとジャリジャリ感のある手触りになるので好みが分かれるかもしれないです。

    北海道内陸部は今日も雪・・・夫は雪かき頑張っています。

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  2. うううぅぅぅ・・・湘南地方も激寒いっす。
    バケツの水に氷が張ってました。
    昨日イングの森の土が届いたので、ファイト一発ベランダで作業をしていましたが、あまりの寒さに今朝の残りの味噌汁を温めて暖を取るみけでございます。

    イングの森の土、リニューアルでかなり変わりましたねぇ。
    以前のものを使用した鉢がまだ残っているので、後ほど更新が滞りまくっているブログでアップできたらと思います。
    今回の方がよりよさげですよ^^
    しかし、まだまだ足らない感じだし、ネットで取り寄せて待っているのがダルイので、この後はブレンドで行こうと思います。

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  3. 追加です。

    バイタルですが、ニームなどと混ぜて葉面散布がほとんどです。
    たまに気が向いたら潅水します(アバウトな性格で・・)。

    葉への散布は即効性があり、特にバラが弱っているときはお勧めだそうです。

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  4. memさん 寒い寒いのNamaste/^^

    札幌吹雪いてましたか~?!冬の北海道に一度だけ行ったことがありますが、昼間晴れていても、時々雪が降って、「外は」寒かったです~^^

    バイタルは葉面撒布するのがコスト的にも助かりますね。いままで、ず~っと灌水してました(^^;あ~、もったいね~w

    ベラボン?またまた、新しい用語が・・・^^
    あとで調べてみます♪
    パーライトって、灌水すると浮き上がってきますよね!
    孔中に空気があるからでしょうね。

    土に対するmemさんの創意工夫には頭が下がります。
    これまで「おまかせ~」でやってきた土を見直す良いきっかけになった昨年末でしたが、今後はちょいと身を入れて調べたり、実技を行ったりしたいと思いますので、シッカとご指導ご鞭撻くだチャイナ~♪宜しくお願い致します。

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  5. みけさん 寒々しいよ~Namaste/^^

    床暖房の効きが今ひとつって感じの最近です。どうやら、手首の一部、寒風にさらされているところが霜焼けになっちゃったみたい、かい~の~♪^^

    イングの森の土、旧と新、Up楽しみにしてますね~^^
    あ、ゆっくりで、時間のあるときで、お願いします。

    今日例の何とかテクノってのが病友さんちから届きました。
    バラ苗とともに(^^;
    ぬははは^^
    こちらも、あとでUpしますね~^^

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