2010-11-30

tree of sorrow 夜に香る悲しみの木

夜に咲いても
日の出前に
潔く散りゆく花

インド夜香木〔ヨルソケイ〕



インド原産の落葉低木である。

今年は背丈が余り伸びなかった皇帝ダリア
メインの茎のほうにパラパラと咲く花

梵語ではシェーファーリカーSephalika
ベンガル語ではシウリSiuli
そんな名前の夜香木

今年最後のしのぶれど・・・悲しみの青

ヒンドゥー太陽神の心が自分から離れたことを知り
パーリジャータカは悲しみにくれて命を断つ。
そこから一本の木が生え、
夜に花咲き、太陽神が顔を出す前に散って落花する。
シェーファーリカー
悲しみの心が涙となり花になって雫を落とす。


黄金のベンガル
哀切を帯びたかのような白く澄んだ花。
詩聖タゴールは歌う、シウリ、シウリ。


筒状花弁の底には橙色が鮮やかに流れ
白い布をほんのりオレンジに染める。
早朝、花を拾って糸で綴って
香りの花輪をつくり捧げよう。

香りの愛に包まれて安らかにお休み。


***




※西岡直樹著『インド花綴り』によると、毒気虫に刺されたとき、刺さった毒毛を抜き取った後、ザラザラしたインドヤコウボクの葉で擦っておくと良いらしい。ヤコウボクの葉にはエステル類〔酸化化合物類〕のメチルサリチレートが含まれていて苦みがあり、葉汁と蜂蜜で解熱効果もあるとのこと。



夜香木(ヤコウボク)...
価格:1,260円(税込、送料別)

2010-11-29

R ・・・ is For Rose

今年の暑い夏に、幾つバラを亡くして了っただろう。
「どうしてこんなことに・・・?」と、
自分の管理の悪さを天候のせいにして
恨み辛みをはらそうとした日もあった。

根頭癌腫に罹ったバラのコブを取りバイネキトンを塗ったり、
樹勢が落ちて根弱なバラを良質の赤玉土単体に植え替えたり、
いつもは余り気にしないコガネムシ幼虫を疑って土を穿ったり、
日当たり風通しを考慮して配置換えを行ったり、
水遣りには極力留意してギリギリまで切れさせたり、
今の私に出来ることはいろいろやってみた。

中には思いがけず回復して花を咲かせたバラもある。
だが、介抱の甲斐なく逝ってしまったバラの方が多い。

ごめんよ。命を長らえてやれなくて。
でも、今回の経験は決して無駄にしないからね。
そう呟きながら茶色く変色してボロボロになった苗を
ただただ見つめた。

Pure White Niphetos & Pure Heart Kitten

この春、新苗でやって来たニフェトスですが、
猛暑の時期にズザザーーっと下葉を落としたかと思ったら、
一気に枝枯れが進み、
「あ・・・」言う間もなく昇天しました...
エグエグ((o(;△;)o))エグエグ

ま、でも、泣いても生き返らないので、
「いつか出る出るいつか出る」
虎視眈々とチェックを欠かさず(^^;;

そしたら、ああ~た、秋の新苗が・・・^^v
てんちょんち秋の新苗ってったら、ああ~た、
上物で値段も手頃・・・え?そないな話やない?
ま、とにかく、プロが秋まで管理した新苗でっさかい、
宜しい感じでお手元に届くわけですよ。

ってんで・・・

2010-11-28

上質な言の葉に触れる幸せ

歯痒い思いをした。
どうして気持ちが伝わらないのだろう?
いや、気持ちは伝わっているのだろう・・・と思う。
気持ちではなく、考えが伝わらないのだ。
言葉のすれ違い、行き止まり。虚しさの残骸。



そりゃあ、そうだ。
考えること自体、他者と共同作業は出来ないのだから。
考えを巡らす事は独りでやること。
何者も「私」に取って代わることは出来ない孤高の世界。

ぽいと捨ててあたらしいものを買うより、使い慣れたものを手持ちの道具と材料で「取り繕う」こと。たしかにそれは一時的なごまかしにすぎないだろうけれど、日々を送るということは、精神面もふくめて、そうしたささやかな「取り繕い」の反復なのではなかろうか。〔堀江敏幸著『アイロンと朝の詩人 回送電車Ⅲ』より〕


静謐な時間と脳内空間。
同時に生じる僅かな緊張感。

欲しいなぁ。
そんな上質な時の流れが。
そう思って、堀江敏幸さんの散文集を手に取る。



どんな音にせよ、私たちの心の中には、人間が代々伝えてきて私たちにもしっかりと受け継がれている「大記憶」とも呼べるような音があると思うのだ。それらは、お母さんの子守唄とかおばあちゃんが歌ってくれた童謡といった「懐かしい」音とは少し違う。懐かしい音ももちろん私たちの深層に聞こえる大切な音だけれど、私がここで言いたいのはもう少し大きなスケールで聞く音のことである。祭囃子、おもちゃ、花火、楽器、古来から現代まで愛用されている日常の道具の音、たとえばそんな音である。こういう音は、癒しの性格の強い子守唄や童歌と違って、悲喜交々あらゆる気持ちのときに普通に聞こえている。それらの音は、私たちの気持ちにかかわらずいつも同じに響いていることによって、高ぶった気持ちを平常に戻してくれたり、落ち込んだ気持ちを元気にしてくれたりする。〔三宮麻由子著『音をたずねて』より〕


三宮麻由子さんは、4歳の時に視覚を失った。
研ぎ澄まされた感覚。
新鮮な発見。

祭囃子、伝来のおもちゃや楽器。
それらが日本に生まれ育った人の深層に普段の暮らしの音として流れているのなら、そうした音を受けて育つ感覚や感性は、日本的な味付けになって表出してくるのだろうか。

とんとんとん
とんからとん

たんたんたん
たちつてたん

みんみんみん
みみんがみん

えいえいえい
えいやらえい

研ぎ澄ますことの必要を、もう一度感じてみようと思った。


Today's gardening 28 Nov. 2010

お日様出て微風だから、日だまりはぽかぽか陽気。
只今、にゃんずは、おねんね中。


床の上でおねむ~のプルナ。
もうすぐ瞼が完全に閉じるよ~。


どんな夢を見てるのだろう?
お笑い系キャラのアンナ。
寝顔がおもろい^^

楽趣味が庭に出ると、
「母ちゃん、そこで何してんの?」
と網戸に近づいてくる2匹。
外に興味津々だから、おちおち開けっ放しに出来ない。
お昼寝中にちゃっちゃと作業と庭遊びしないと・・・^^


今日の作業はいっぱいこっぱい♪
「お昼ご飯だよ~」の声がかかる前にやったこと。

(1)ネコ草の種まき
(2)姫ウツギの挿し穂鉢上げ合計4pot
(3)デュランタの挿し穂鉢上げ1pot
(4)バラの鉢増し3pot
只今休憩時間^^

・・・

休憩を一旦取った後やったこと。
(5)バラの挿し穂発根確認と鉢上げ・・・いくつやったか忘れた。
(6)6号potのクリーニング with 古新聞 20個以上^^

日没後は、部屋から洩れてくる灯りを頼りにやったです。
窓を少し開けていたら、プルナが近づいてきて、古新聞でpotを擦る母ちゃんの手元を凝視していました。

おしまい

arinomama, my love

どちらかというと・・・
庭に咲いたバラ、
ヴェランダで微笑むバラ、
テラスで花開いたバラ、
どこでどう咲いても、
そこにある姿を
そのままで
長いこと楽しみたい、
・・・そう思う。



切り花にして室内で楽しむのも好きだけど、
出来れば・・・
きりりと引き締まる外気の中で、
朝露を溜めて輝く姿を見つめていたい、
・・・そう思う。



虫食い穴があっても、
わくらばを従えていても、
それはそれで愛おしいと思う。



自然に花束を作って貰って嬉しいよ。
自然に絵画を描いて貰って幸せだよ。



季節が移り変わって、
バラも
容(かんばせ)を移ろい
化粧(けわい)を転がし
香(こう)を焚きしめる
バラよ!
お前は素晴らしい!

2010-11-27

Midnight Namaste

Namasteは、Hinduの挨拶です。
朝のおはようも、
昼間のこんにちはも、
夜分のこんばんはも、
別れ際の「ほんじゃまたね~」も、
お休みなさいも、
Namasteで通じます。
意味は・・・敬服しますってな感じ?
仏教で「南無」って言うのと同じです。
というより、転写されたというのが正しいのかな?

日本でインド料理屋さんへ行くとき、
インド人やネパール人がやっているお店では
入るときに必ず「なますて~」と挨拶する楽趣味です。

俯いて咲く皇帝ダリア

数ヶ月前に、右サイドバーにある
“Radha's Favorite Blogs”の数が一つ増えました。
本日また一つ増えました。
楽天Shopゲキハナさんの店長ゲキさんが運営する
わくわくイングリッシュガーデンのブログです。
ゲキさんはブログの画像の通り、
爽やか~~っ!系の「やればできる子」(自称)^^

で、モデルガーデンを製作するとかで、
土壌改良から始めるらしいです♪
粘土質の土壌を植物が生き生きと育つ土壌へ・・・

先だって、楽も粘土質のカチカチ土壌をチマチマと耕し、
先だって、bloomさんもご自分のお庭の土壌改良着手とか。

今後ゲキさんのブログを参考にさせて貰って
土壌改良を進めていきたいと思います。

ガンガろう!土壌改良!
がまだせ!IRL海員諸姉諸氏!



2010-11-26

ロサクイズ~!quiz! quiz! rosaquiz!

さぁて、お立ち会い!
「愛の数だけバラがある!」ちゃった・・・
#んでも、これもまたよゐなぁ・・・^^#
バラの数だけ愛があるIRLぷりぜんつ!
ロサクイズだよぉ~ん。
上から「花横顔」「蕾と茎」「葉っぱ」
ヒントは各画像の説明文とラベルを見てね^^
さてさて、全問正解者には・・・・・

多分、今年最後の花かな?濃厚な茶の香り^^

このロサなくては始まらない?CCTR

未だ花は見ていません。ちょいと難問?
ベラドンナ・・・美しい女・・・ぢゃないよ^^
3枚目画像右上斜めに走る薄茶色は、
造成花壇その1の枠です^^


こ~んなんのもっとちゃっちくて安いのをHCから買ってきて
土中にレンガの杭を置き、その上から填め込みましたです。
因みに、芝生部分の1/10程度の面積しかありまっせん(^^;;

と言うことで、書きかけ途中だけんど、これから外出~♪
帰宅するまでに、全問正解者へのプレゼント考えなくちゃ♪


何が良いかな何が良いかな・・・
カリー出張サービス?(^0^)

2010-11-25

Consistency

鉢植えにしている芍薬の一つに、うどんこ病がびっしり発生。確か去年もこの鉢植え芍薬には酷いうどん粉がでたなぁ、と記憶を辿った。地植の芍薬や、他の鉢植え芍薬には発生しないのだ。

2週間程前から気にはなっていたが、何もしなかった。というより、そんな時間的余裕がなかった。ここのところ、まともにニーム撒布さえ出来ていなかったのだもの。時間の隙間を縫ってアグリチンキと赤ニーム(ローズニーム)混合希釈液を作り、鉢植え芍薬の葉についたうどん粉を洗い流すようにタップリ撒布し、残りは周囲の植物に噴霧してきた。

久しぶりに口を開けた噴霧器からは、懐かしい香りが漂ってきた。
遠い記憶、インド、のどかな田園風景が広がる。
初めて足を踏み入れたBurdwan県の畦道で漂っていた香りに近い。
ニームオイルが郷愁の素となっているのだろうか?

クレールフォンテーヌうなじ
ニームといえば、春から生育著しかった生ニーム2苗のうち、片方の葉がカサカサになってしまった。
早くに室内に取り込み明るい窓辺に置いていたのだけれど。エンボリズム〔本ブログ記事「透明な氷」〕が起きてしまったような感じだ。
日当たりが良く寒風が当たらないところに置いてあるもう一苗は頗る元気だが、昨年も取り込みが遅くて越冬させられなかったのを考えると、早晩室内へ取り込むべきなのかもしれない。
生ニームを栽培して大きくするにはまだまだ修行が足りないようである。


深窓の姫君?アルブレヒトデューラーローズ
エンボリズムと言えば、ERのアブラハムダービーが、ここへ来て全体の葉っぱがかさつき、枝にも水分不足の細かい皺が寄り始め、維管束の水柱が切れたのではないか?と疑っている。
明日時間があれば、明日に、なければ週末に鉢を引っ繰り返してみよう。楽庭のアブラハムダービーは、根頭癌腫を克服した苗だけに、なんとか手助けして命をつなぎ止められれば良いなと思っている。


さて、単刀直入に本稿のタイトルについて。
Consistency・・・これも羅語由来の英語である。
右サイドバーのOnline Etymology Dictionaryを繰る。
consistency
1590s, "firmness of matter," from M.L. consistentia or directly from L. consistentem, from consistere (see consist). Meaning "state of being in agreement or harmony" (with something) is from 1650s; meaning "self-consistent" is from 1716.
もういっちょついでにconsistも繰る。
consist
1520s, from M.Fr. consister (14c.) or directly from L. consistere "to stand firm, take a standing position, stop, halt," from com- "together" (see com-) + sistere "to place," causative of stare "to be standing" (see assist). Related: Consisted; consisting.
なるほど。
時流に即して言うならば、「ブレないこと」だ。
「筋を通す」ということだ。

普段の精神状態があっちへフラフラこっちへユラユラしている楽趣味には、とても難しそうなことであり、また、そうありたいと憧憬の念を抱く「生きる姿勢」を表現していると言えようか。

冷静になって自らを客観視した時に「掃いて捨てればよい」と思えるような事で落ち込んだり、悩んだり、ダメージを受けたり、沈んだり、腹を立てたり、呆れたり、情けなく感じたり、失望したり。

そうしたマイナス指向の感情は、元を正せば
"not consistent with myself"
って事に繋がっていないだろうか?と思ってみる。

何を考え、何を表明したいのか?
何を求め、どのように実現していくのか?
誰が何を言おうと、自分に正直にいられるか?
自分がどう感じ、如何に素直に其れに従うことが出来るか?

良いものは良い、悪いものは悪い。
口には出さなくても、自分の中できちんと評価が下せるか?
しっかり胸に刻み続けていけるか?
そして、凛とした姿勢で生きていけるか?

見失いがちな道標を思い出させる一単語である。


Just One Time? Today's AP News

拝啓
破壊神保父様

日毎冷気が加わりいよいよ今年最後の月も目の前に迫って参りましたが、いかがお過ごしでしょうか。
先日、人間の○け母ちゃんから、貴方が随分とたそがれモードに浸られてること耳目にいたしましたが、周囲のニャンズな方々のお励ましにより、既に脱獄脱出されていることと拝察致します。

貴方様の厳しいけれど優しく心温まるご指導のお陰で、アンナの夜泣きも一晩で終止し、プルナともども元気にしております。

さて、今般ネットなるものが普及しておるようですので、今後機会がありますれば、アンナプルナ通信(AP News)をお届けして行こうと思います。しかしながら、APの母ちゃんはきまぐれですから、1回こっきりになるかも知れません。その点、お含みおきくだされば幸いです。

ではでは、まずは、アンナの可愛らしい寝顔と、眠いけど・・・ネコジャラシで遊びたいけど・・・やっぱり眠い(準ネブカド寝ザル)プルナの姿をご覧下さい。



シャッター音でアンナは一度薄目を開けました。
プルナはうつらうつらしながらネコジャラシをナデナデしていました。



その数秒後、プルナはネコジャラシを独占できたのが分かると、いつものようにほかほかマットから頭だけ外してコテっと寝入りました。
一方、アンナは、寝返りを打って目を擦り、擦ったままの前足を顔に載っけたままネンネしました。

あ、忘れないうちに伝えておきますね。
昨夜遅く、アンナが爪研ぎ機の段ボールを使って爪を研ぎましたよ。プルナは相変わらず駱駝毛絨毯の上で少しガリガリしたりしますけど、そのうちアンナの真似をするのではと思います。

破壊神保父様からのアドヴァイスがおありでしたら、二人に伝えますので、何卒、人間の○け母ちゃんにお伝え下されよかしこみかしこみ。

魔法呪文蕾麗し楽庭の窓に映るは燃ゆ水木

それでは、これから寒さがつのる日々が到来することでしょう、くれぐれもご自愛なさいまして、どうぞお元気で真っ直ぐで楽しい猫生活を○けさん御一家並びに諸兄猫御一族と過ごされますこと祈念して結びの言葉といたします。

敬具  

2010-11-24

El collar del Neandertal ネアンデルタール

それは、面白そうな本のタイトル。
邦題『ネアンデルタール人の首飾り』
読むどころか手に取ることすらしていないので内容は不明。



ネアンデルタール人は死者への手向けとして
野に咲く花を副葬品grave goodsとしていたらしい。
真偽の程は定かではないが〔ココみてね^^〕、
人と花の関わりは何万年も前に遡ることは間違いないだろう。

魔法の呪文で紅葉したの?
花を愛でる心・・・
それは、長い時を経て私たちの遺伝子に刻まれてきたのかも知れない。

今の私にとって、花や緑のない生活は考えられない。
思えば、庭遊びに精を出す母の姿を見ても、それほど興味は湧かなかった自分が居る。未だ小学生だった私に華道の習い事を(イヤイヤ始めたわけではなく、いつの間にかやっていた^^)させた母は、毎週花屋さんから届けられる『稽古用切り花』を度毎に品評していたような記憶がある。
「今日の菊はとっても上等だ」とか「この木の枝振りが良い」とか何とか・・・。生けた花は毎回父の仏壇近くに置かれていた。私が花を生けなくなってからというもの、自分が庭で育てた花を摘んできて飾ったりしているようだ。

アブラカダブラの花が開くとき何かが起きる?

物心共に植物の恩恵を受けている動物。
我々ヒトはその最たるもの。
寧ろ精神的な面では最も影響を受けている地上の動物。

ある研究によると、人口密度が一平方キロメートル当たり二〇〇〇人を超すと人間は自然を求めて何らかの行動を起こし、八〇〇〇人を超えると花や鉢物を買う行動が増え、一万二〇〇〇人を超えると植木や苗木を買い求めるようになるそうである。人間社会のなかで疲れた心を植物と触れ合うことで癒そうとするのか、人は無意識のうちに植物を求めるものらしい。わたしたちの生活の質を、もの言わぬ植物が高めてくれるのだろう〔植物まるかじり叢書2『植物は感じて生きている』より〕

ネアンデルタール人の首飾りは花の首飾りではなかったかもしれないが、彼らが死者に花を手向けていたとしたら、花を愛でる心があったのであろう。そして、おそらく、ネアンデルタール人の誰かが野に咲く花を可愛らしいと思い、美しいと思い、摘んで茎を繋げ輪にして、自分の首飾りにしたことだろう。

もう一つ花の首飾りを作ったよ
それをあなたにあげる
あなたのことが好きだから


書き言葉を持たず、言語体系の確立を見なかったとされるネアンデルタール人だが、そんな意思表示があったのではないかと、遙か遠い昔々を偲ぶ。

シャニダール洞窟近く、日の当たる場所へ...

Madame Antoine Mari in Nov. 2010

やたらに眠いです。soooooo sleepy
朝方スッキリしなかったお天気だったけど、
お日様が顔出して来たら、窓辺はぽかぽか良い陽気。

健診の予定が入っていて、
その間、ちょいとAnnaとPurnaの事が気がかりだけど、
ま、大丈夫でしょう(^^)v

2010-11-23

Mの一族Kittens♪ new family member

先の日曜日、○けさんちまでお見合いに出かけました。
お年頃のカップル成立を狙って・・・ってのは真っ赤な嘘^^

生後約2ヶ月の仔猫たん達とのお見合いです。

raised bed

そのバラ園には育てたいなと思うバラがたくさんあった。
オールドローズ
モダーンローズ
イングリッシュローズ

そのバラ園はEcopark Minamata Rose Garden

オールドローズはバラ園を取り囲むような形で続く
300mのつるバラの壁(園の一番北側)の近くに約350品種、

モダーンローズはメインの円形花壇に約160品種
(メインの花壇中央にはつるバラのトンネルがある)、

ERはバラ園のほぼ1/4を占めるスペースに100品種近く、
フレンチモダーン(主にDelbard)は一番新しい花壇一面に。

2010-11-22

魅惑の枝葉

午後2時半頃にエコパーク水俣に到着して約3時間程滞在し
コンデジ「キャプやン」で約300枚程の写真を撮ったけれど、
浜風でブレた花が多い結果になってしまいまひた土佐。

美しい枝葉をためつすがめつ思う存分・・・
とまではいかなかったけど、
それなりにバラ園の半分ぐらいは愉しめました。
あの日、しゃがみ込んでは匂いを嗅ぎ、
同じ所をぐるぐる回って前から後ろから右から左から、
時に地べたに這い蹲っては枝振りを眺め倒し、
作業員さんの手を止めさせては質問していたのは、
楽趣味こと、わたくしです(^^;なんのこっちゃ?

で、枝葉の美しかったバラをいくつか。

小雪

木々の落葉もすすみ、初雪の知らせもちらほら届く小雪。
11月22日は語呂合わせで「いい夫婦」の日でもある。

・・・って、確か去年も書いたような...
・・・んで、確かその前後に派手な夫婦げんかもしたような^^
ったく・・・、時を経ても成長しない我々二人ww

青いルリマツリ、小さな花
どんな言い争いをしたのか、
何がケンカの原因だったのか、
全く記憶に残っていない。

それなら何故そんなことを書くのだ?
書かなくても良いことではないか?
赤っ恥をさらすようなことをぐだぐだと書くべきではないのかも知れない。
だが、書かずには居られない性分が災いしているらしい。
古い歌の文句じゃないけど、
「やめろ!」と言われても、
一度こうと決めたら表明してしまう..。
そうしないと気が済まない。
バカみたいだけど(^^;


いや、ホンマに深刻な状況やったら書かないだろう事は分かってるつもり。というより、書く前に行動を起こしているだろうから。
ブログに書いて、自分をある程度さらけ出す事によって、幾ばくかの心の平安を得ているのかも知れない、と最近思う。単なる自己満足といわれれば、それまでの話。
悶々と思い悩むあれこれを文字にして、自分の気持ちを確かめたりしてる、一種の代償行為かも知れない。
それはそれで良いのだと自分に言い聞かす。
楽しいことだけ、嬉しいこと続きの日々ではないから。
外面的なことを気にしてばかりの自分は嫌だから。
そんな自分が時に好き。
時々嫌い。

自分の嫌なところが見えるとき、それを受け入れられなくて困惑したり、さらに嫌になったりするけど、生きていれば、生きているからこそ、そんな気持ちにもなるもんだと思える自分は好き。そんな風に素直に感じられたらいいなと思う。


堂々巡りじゃないか?
堂々巡りでもええじゃないか。
人生を回り舞台のステージに見立てる。

堂々巡りでええじゃないか。
マニ車を回してお堂を巡り、マントラを唱える。
オム・マニ・ペメ・フム Om Mani Pedme Hum

いよいよ重い腰を上げて、片づけ難所の一角を崩した。
ずっと探していた本が数冊見つかった。
気をよくして古い写真集も取り出した。
白籏史朗の"Nepal Himalaya"



埃にまみれ、若干かびくさい臭いがした。
久しぶりに頁をめくり、ヒマラヤの山々の表情と写真家の腕に圧倒された。
もしかしたら、ここは河口慧海が身体にひまし油を塗って渡河した所かも・・・、こんな厳しい峰を越えて行ったのかも・・・と思いを巡らせていたら、捜索を続けるべき本の存在がまた一つ..。



この第一巻の最後のフレーズ、詳細がどうしても思い出せない。
なんとな~く朧気な記憶があるだけ。
今の楽趣味の気持ちにぴったり寄り添うような存在感のあるフレーズなのだが・・・

白籏史朗オフィシャルサイト ギャラリー

2010-11-21

向こうに見えるは不知火海

おれんじ鉄道停車駅にて車窓硝子を通して撮影。
つるバラも絡まってるみたい。
うすピンクの花を咲かせてるのは何だろ?
あれもバラ?



インドの鉄道みたいに
停車時間が長くて外に出入りできれば
近くに行ってもっとよく確認できたのに^^
【書いてる途中だにゃん^^】

おれんじ鉄道の「水俣駅」で降りて
徒歩なら15分程度、
タクシーなら5分程度
駅改札で「どうやっていくですか?」と尋ねたら、
「まっすぐ行けばよい」と教えられたけど、
初めての土地では悩んで不安になるからって
タクシーを使いました。

不知火海を埋めた立てた所に出来たエコパーク水俣は
周囲に日差しを遮るものがない日当たり抜群、浜風も強い。

到着したらオールドローズコーナーへまっしぐら。
ティーやチャイナ系の品種が多く植栽されてました。


アレキサンダーヒルグレイ
う~ん、曼荼羅夢~なティーローズ♪


花のUP画像はてんちょんちから拝借^^

ティーローズがたくさん植えられている箇所の先は
チャイナローズが、これまたわんさか♪
そのうちの一つ、楽が特に気に入ったチャイナがコレ!
ジャ~~~~ン!!!






いやぁ~ん♪(*^-^*)
なんて麗しのバラなのぉ~~^^
デュークオブヨーク♪
このバラはアレトゥーサ(アレッサ)


をも作出した英のW. Paulの作品ですよね?

ちょっぴりサイザウチェンをも思わせる花形と色目。
またまたまたた・・・
ウィッシュリスト逓減化計画がポシャりそうです^^
た~し~け~て~!!

あ・・・でも、てんちょんちには取扱ないんティナイナー?

2010-11-20

いろいろ備忘録 Nov. その3

なんやしらぬ。
覚えきれないことが多すぎて。
刻むログも多すぎて。

真っ青な空に顔半分の皇帝ダリア


この本買ってチュニックを作れとな?
チュニックってさーー、
どこをどうっても、どう眺めても
インドのパンジャビドレスと同じぢゃんよ^^
母ちゃんのパンジャビ着とけば~^^
エゲレスの近衛兵赤いユニフォームも、
あれ、チュニックっていうらしいぜ。
エゲレスの近衛兵で思い出すのは、Mr. Bean(^m^)


【手浴のすすめ】
肩こり頭痛の解消法の一つ。
洗面器に熱めのお湯(42度位)を張り15分くらい手首まで浸す。
手には多くのツボがあるので、血行をよくして筋肉を和らげる。
アロマオイルを垂らすとリラ~ックス効果大。
鼻が詰まっているときも症状緩和になるとか。


【ホイップクリームとジャム】
ホイップクリームは乳脂肪分と空気が混ざることで出来る。
フルーツジャムにはペクチンが含まれている。
ペクチンは脂肪と空気をくっつけやすくする性質がある。
少しの時間でホイップ立てる時には、
イチゴジャムやマーマレードなどを少し加えると良いとか。
但し、キウイやパイナップルのジャムは上手くいかないかも。


【寒さ対策3つの首】
頭が載っかってる首、手首、足首の防寒で冷え対策。
3つの首には太い血管が集中しているから、
暖めることで血行が良くなるだけでなく
血液の温度が少し上がるから全身が温まる。
寒さで寝付けないときも有効みたい。
日本の昔ながらの暖の取り方・・・火鉢、炬燵、湯たんぽ。
これって、部屋丸ごと暖めるのと違ってエコで合理的。


【茹でたジャガイモの皮を簡単に剥く】
茹でる前に浅い切り込みを一周させておく。
ゆでるとじゃがいもの体積が膨張するから、
ゆであがったら数秒冷水に入れると
皮が縮んで実と皮の間に隙間が出来て
皮の両端を抓んで引っ張るとスポコンと剥ける。
だまされたと思って、やってみそ。

いつものように細身で色っぽい萼
アブラカダブラ

【古くなったスポンジ捨てずに】
余り粗めのスポンジでなければ細長く切って
粗めのスポンジならそれなりの大きさにして
スリット鉢の底穴に詰めてみようと思う。
スリット鉢は根のサークリングが起きにくく
植物の生育には多大な貢献をしているけれど、
水遣り時にスリット部分や長めの底穴から
土や肥料が流亡しやすく、鉢周囲の掃除も頻繁だった。
去年は鉢底炭を大きめの穴に填め込んでたりしてたけど、
炭が割れたり、隙間を旨く埋められなかったりした。
そこで、今まで捨てていたキチンの古スポンジを
利用してみようと思った。
スポンジが水はけは良いまま土を受け止めるだろうから。
とりあえず、次回土替えの鉢でやってみる。
結果報告は暫く後ということで・・・(^^;

あん?
秋の特価だって~?!
もう一株揃えるか・・・(^^)
大好きだもん、アブラカダブラ♪


【追記:動画サイト「地球の歩き方LIVE」から】
Save Lakes Save Water-Save Udaipur
一度は宿泊してみたい・・・

因みに地球の歩き方LIVE>海外旅行>アジア>インド編はコチラから


美しさにドッキリ茶♪

冬に向けて庭遊び強化週間な杏子のごろ寝、
作業場を確保すべくバラの鉢を移動させてた時に見つけた。



柔らかそうな幼い葉
美しい色彩
か細いけれど、それ故美しいと思う。



よく見ると、小さな蕾を上げようとしている。
それも幾つか・・・。寒いのに・・・。
おそらく、大きくならずに枯れてしまうだろう。
大きくなる前に摘んでやった方が良いのかも知れない。

このバラは、セルズムルティフローラ。
秋の開花はココとかココに画像Upしてます。
春に新苗でやって来たバラだから、まだ1年経ってない。
細い細い枝の先にフリフリの美麗花を咲かせるティーローズ。




こちらはブルーメンシュミットの晩秋蕾。
本品種の花についてはTea Fragranceをどうぞ♪
楽趣味憧れるのバラMademoiselle Franziska Krüger
というティーローズの枝変わり。

同じく春に新苗で楽庭にやってきたバラ。
夏の間出来る蕾は全てピンチしてきた。
株も順調に成長し、四方八方枝を横綱してるバラ^^
秋口に蕾が出来てきたので「やったぁ~!」と喜んでいたら、
イモ系の昆虫に食べ尽くされてしまい、涙を呑んでいたバラ。

ずいぶん前から蕾が出来ているのは認識していたけど、
もしかしたら開いてくれるかも知れない・・・という思いで
摘まずに一粒残しておいた。
ステムには寒さに当たったからか、赤い斑点がでている。
もう少し?もう少しで開花?
全開しないかもしれないが、それはそれで仕方ない。
それでもいいさ。来年があるさ。