2011-01-06

北風に背を向けて

小寒(しょうかん)は、二十四節気の第23。〔Wikipediaより〕
今年2011年は1月6日。
昨日までの気温より、若干下がって、風も冷たかったですね。

晴天乾燥の日々が続くので、今を盛りと、楽庭は土再生まっただ中。
ヴェランダと言わずテラスと言わずデッキ部分と言わず、篩にかけられた土が所狭しと広げられています。多分、今グルグルアースで上空から撮影されたら、「あそこだろう!」って目星が付けられるかも?^^

昨年末から寒気と日光に当てた土は、ほぼ乾燥しきったので、堆肥その他の資材を投入してよく攪拌し再生させて数日寝かせ、これまでの植え替え作業に殆ど使ってしまいました。

現在再生途上(というか、その第一歩)にある土量の方が断然多いため、ここ数日は、専ら♪わ~たしは再生土バラ愛の~奴隷~♪と化している楽趣味です。

今日は、最高級培養土と銘打たれた「バイオゴールドの培養土」(2008年秋に1度だけ購入^^)を篩にかけることから始めました。


いや・・・もう、その団粒化した状態と言ったら、
さすがに値段だけのことはあるなぁ~と思いましたよ。
カラカラに乾いた土と、水分が未だ若干残っている土の両方を篩にかけてみたのですが、どっちも微塵土の少ないこと少ないこと!おまけに、古根などの絡みも少なくて除去しやすいなと感じました。堆肥等の栄養分を足せば直ぐにでも使えそうな状態で、古土とは思えないくらいでした。排水性にも優れているようなので、鉢植え、特にプラスチックコンテナでの植物栽培(って、バラだけど^^)にはもってこいかも。
あまりにアッサリ浅漬け篩かけが完了してしまい、何だか気が抜けちゃいました。
さてと・・・このバイオゴールドの再生土をどれに使おうかなぁ。
部分的に土を替えるつるバラにしようか。
それともN族のあの品種に使おうか。
ちょいと考えようっと。

次に作業したのがプロトリーフのバラの土。

これも2008年秋に入手して使った物です。
こちらは、バイオゴールドの培養土よりもフカフカしていて、ほんわか温かい感触。ピートモスやバーク堆肥が使われているのでしょうね。バーク堆肥の塊が若干残ってたりもしました。2年前の植え付け時には袋からタブトラッグズに一旦あけて全体を数度攪拌してならしてからって事をしてなかったですから。
赤玉土の粒も、バイオゴールド培養土より小さめでした。2年間の使用で粒が砕けたり割れたりしたのでしょう。それに応じた微塵土の量も多めでした。
14Lを1ダース(合計168L)購入したのですが、植え付け途中で用土が足りなくなったので、最寄りのHCで買い足したのが京成バラ園の土。
残念ながら、どのバラにこの土を使ったのか、すべて記録していないし、途中でHCで購入した他の土と混ぜた記憶もあるので、この土単体の古土がどんなもんかってのは明らかには出来ないのですが、プロトリーフのバラの土よりも赤玉土の粒は大きめだったような気がします。

・・・ってイングの森のPageを見てたら、2つの土比較が・・・(ココ)

ほほぉ・・・プロトリーフの土の方が水もちがよいらしい。
確かに、、、そんな感じだ。

プロトリーフの土を使って非常に良く生育し花もたくさん咲いたバラもあれば、そうでなかったバラもあるわけですよ。
でね、先日来あれこれと観察をして、これまでの経緯や結果をガンガって思い起こし、つらつらと考えを巡らし、とりあえず辿り着いた結論は、「バラの個体や特性に合った土の配合を今後は考えていこう」っていうことでした。これまで数年栽培してきたバラなら、置かれた環境は大体把握できてるし、品種特性も何となく薄ボンヤリ掴みかかっている状態かな? ってんで、ベースとなる培養土(或いは再生土)に対して、時に足し算、時に引き算(これが難しいけど)をしていこうかな・・・と。引き算ってのは、要するに、予めブレンドしてある土を使わず、単体の用土を自分で都合付けるってことになりましょう哉。

実は・・・ね。
先日購入した
このバラの土なんですけど、
未だ袋あけていないんですよ。
イングの森からバラの土が届いたら
見た目とかニオイとか感触とか比較しようと思って。


さて、去年一年、バラの植え替えに使った土は、
「花と野菜の培養土」と「バラの家 培養土」のみ。
購入履歴をピックアップしたものの、それで終わっているので、いつ・どれだけの量を購入したのか分かっていませんが、他の土を使っていないことだけは明らかです(^^;
で、この二つの用土は既に古い物から再生土として利用しているので、残りは最近出た古土の再生処理第一段階ってわけですねん。
また、作業が進んだらログを刻む予定で~っす♪

9 件のコメント:

  1. こんばんは~^^
    こちらにもプチお久になってしまいました~。
    土の再生、頑張ってますね~!

    バイオゴールドの土も京成バラ園の土も使ったことないな~。
    バイオゴールドバイタルは使ってるけど・・
    うちの庭ではプロトリーフ土は合わなかったです。
    当時は、「ここのは評判もいいし」と
    何も考えずに使っていたのですが
    うちの湿気の抜けにくい庭では、合うわけないよねぇ^^;
    そうそう、保湿力はすごそうだった。もふっとした感触。
    微塵が多いように感じました。

    そのバラのおかれる環境によって・・・っていうのを考慮すると
    最良の土っていうのは、個々の環境によって違うから。
    そのバラの品種特性とか、生育状況に応じて
    土を作って上げられるようになりたいです。
    難しいけど。

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  2. bloomさん あけおめNamaste/^^
    ことちもどっかで会ってハイタ~ッチでけると嬉しいな♪

    BGの土は、明らかに肥料分極薄目だと思いますが、水はけは抜群!でした。外置きの日当たりも余り良くないところの鉢植えに使ったのですが、土の乾きも早い方でしたよ。

    プロトリーフの土は、そうそう!モフっとしてる。袋に入っている時から湿度高めの土でしたもん。
    うちも湿気が抜けにくい庭環境なので、根腐れしてる苗が多かったです。この再生土は楽庭のバラには使わないつもり~^^
    個々の庭環境における個々のバラの生態にあった良い土を選び抜いていけるよう努めようと思います。分かってる限り、で。
    難しいよね~。でも、そんだけ、やり甲斐はあるかも^^
    お互いガンガりまひょ~~^^v

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  3. あけおめでNamaste~

    なるほど納得、すごく参考になりました。
    バイオゴールドシリーズ、肥料、堆肥、活力液全てうちの庭には抜群の効果で愛用していましたが、土だけは使ったことなかったです。
    この土なら我が家の環境に最適!
    高いけれど期待を裏切られない効果がありますよね、バイオゴールド。
    新シリーズの根っこの発育をよくする活力剤も試してみようと思っています。

    おちびさん、昨日ダディのもとに帰っていきました。
    すっかりバイリンガルとなりどんどん良い子に育ち、
    仔犬子猫育ては希望に満ちていていいですね。
    なんだか昨日から失恋したときのように心にぽっかりと
    空間が出来てしまいました。涙。。。

    さ、今日から庭土の改良と堆肥のすき込みを開始です。

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  4. Jamilさん あけおめおは~de Namaste/^^

    バイオゴールドの土、とっても良い土なのですが、何せお高いですから、すべてのバラに使おうと思うと・・・(^^;宝くじ当たったら(って、未だ確認もしていないのが何セットも・・・)、インドに家買って余ったら、大量購入しようかしら^^な~んてね♪
    新シリーズの根っこ活力剤も謳い文句に惹かれちゃいますね。高いけど。←こればっかし^^
    なんていうか、中粒~大粒の赤玉土はそんなに入っていないのに、素材成分がそれ位の大きさに団粒になってる感じなんです。微塵が出来にくいというか、細かい粒が、丁度猫砂にまみれて固まったニャンズのウンチみたいになってる感じ(どんな表現ぢゃ?!)。指でちょっと解すと、パラパラと崩れて、あぁ・・・この土の粒がくっついている部分に孔隙が出来ていて水を流し空気を取り込み、根に栄養を与えていたのだなぁ~ってのが目で見て分かる感じでした。

    パピーちゃん、帰ってしまったのですね。バイリンガルにしちゃったですか~(^0^)さっすが、Jamilさんですね!
    お近くなら、散歩の時に会えるかも?
    サマースクール日本語学校に招聘してパピー日本語検定受検させるってのはどうです?きっと、パピーちゃんも行きたい!って言うと思いますが。^^v

    楽は正月休み無く土再生に励んでいたためか、少々筋肉痛です。今日はとっても寒いので、昨日広げた古土に寒風がよくあたり、再生にはもってこいかも?

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  5. う~ん、バイオゴールドの土、興味はあるもののこれを使おうとしたら間違いなく破産しますがな。
    これぞと思うひと株にって言う感じでしょうけど、何せバラ愛に満ち溢れすぎて、どれが一番なんて決められませんから、みんな平等に扱うしかありません。

    団粒化と言えば、先日ランブラーを植え付けるときに庭の土を掘っていたところ、巨大ミミズさんが沢山出てきたと思ったら、そのあたりの土は小さなツブツブ状のサラサラになっていました。
    これを「団粒化」って言うんだなと、目視で確認した瞬間でしたわ。これを鉢の中で実現できたら最高ってことですよね。
    ちなみに掘り返した辺りは、頭上からはヒマラヤスギの葉っぱが降り注ぎ毎年かなりの厚みに積もるうえに、庭に住み着いたにゃんズがう●ちをして行くという環境で、有機物として高品質とは言い難いですが、それでもミミズさんたちはガンがっているようです。

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  6. みけさん Namaste/^^

    土って値段も質もピンキリですね~^^
    値段のわりには自分の庭環境にピッタリなのがあったら、一番ですよね♪評判が高くても、自分ちに合わない土は良くない土。
    山根一郎さんという農学校のセンセが「良い土というのは、根が健康に生活できるような条件をつくり出し、かつ保証する働きをもち、養分と水とを作物の欲するときに欲する量を与える」と書いてはります。
    どんなに良い土でも使い方が悪いと悪い土になり、悪い土でも知恵を働かせて良い土に改良することが出来る、とも。

    楽んちのコンテナからは、大体1鉢に数匹ミミズさんがいらっしゃるようです。イトミミズじゃなくて、襟巻きしてる太ミミズのほう。ミミズの糞っていかにもホコホコした感じですよね♪大きすぎず小さすぎない良質の粒つぶをつくって貰えると有り難いですね~^^
    ヒマラヤスギの葉っぱって、上等なんでないかい?但し、針葉樹っぽいから、分解には時間かかるけど。

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  7. ありゃ?
    誤:コンテナからは
    正:コンテナには

    あと、Jamilさんから頂戴したメール捜索したら届いていました~♪ご心配おかけ致しましたm..m

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  8. おはようございます。
    各メーカーの土情報は参考になります。

    バイオゴールドの土は一年草用の鉢一個に3年位使用してます。根がどんなに張ってても、すっきりと抜くことができて優れものかと私も思います。
    でもやっぱりお高いから・・・

    根っこの活力剤・・・ほしいけど・・・・お高い・・
    でも初期の生育期に使うだけでも違うと思います。

    昨春購入したガブリエルやポンパ婦人などにショップで使用してくれたようです。「沢山与えすぎてガブリエルが上向きで咲いています」との連絡がありまして・・・ホント、元気な枝と根っこで届きました。
    その後の管理もラクチンで沢山咲いてくれました。早速私も購入を!!と思ったのですが・・お値段を見て・・・バイタル散布で我慢しました。

    で、今年1~2鉢気が向いたら試してみようと思うのが「可燃ごみで出せる土」などを参考にココピートや堆肥などを中心としたもの。
    分解されるものだけだったら崩れて粘土状になる心配がないかも、と思いまして。
    でもとても乾く土になりそうで躊躇しています。

    気軽に楽しくできる範囲で試してみます。

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  9. memさん 今日はさみぃ~なNamaste/^^

    BGVの根っこ活力剤はそんなに効果が高いのですか@_@
    値段も高いだけに凄そうですね。
    バイタルの撒布はスプレーで葉面撒布してらっさるのですか?
    おらもやってみっかなぁ。これまではたま~に灌水してたんですが。
    いろいろ試してみる心意気!すご~ぃ!!研究熱心でらっさいますね~♪
    ココピートは南洋の植物だけに、分解早そうですよね。繊維質って点はピートモスと似てるけど、水もちの点ではどんな感じなのでしょうか。水分含んで膨らむ土は、ココピート使ってあるのではなかったですかね。

    気軽に楽しく・・・それが一番だと思います。
    要は続けられるかどうかにかかってくるので。特に飽きっぽく忘れっぽい楽趣味の場合は(^^;

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