2010-06-30

ゾウムシチョッキリとイッテモタコサンアラーナ

北西の一角へはこの時期なるべくなら近づきたくない。
何故なら、ヤブ蚊がワンワン咆えているからなのダムダム。
しかぁ~し、幾つかのバラの花ガラ切らないとイカンのガヤ。
本夕、勇気を振り絞り武装して突撃しましタミルナドゥ。

結果・・・目の下、分厚いソックスの上から足首、胸元に負傷^^
そりゃあね、蚊はいますよ、冬の一時期を除いて年がら年中。
しかぁ~し!居てはならぬものまで見つけちゃったから(--)

ゾウムシがピンクノックアウトの葉を貪り食ってたです。
そりゃあね、足が遠のいていたのは認めますよ、えぇえぇ。
しかぁ~し!黒星病に罹ってるわけでもないのに素っ裸とは・・。
ブラッシュノワゼットがポツポツ咲いていたのが救いでさぁ・・。
いっそのことバラ鉢は東南へ一極集中させるか・・・。
いや、南は南でチョッキリが出没するし気は抜けない。

ぬぁああ!ってんでいつもより力んで赤ニーム撒布しました。
斜向かいの爺さんがチラリとこちらを覗いてたけど(^^;
「くさくな~いくさくな~いいにおいいにおい~♪」
マントラを唱えながら心を込めて撒布致しましたです。



「将を射んと欲すればまず馬を射よ」じゃないけど、対策を練る前に相手をよく知る必要があるわよね。チョッキリ/ゾウムシが昨年比で減少したとはいえ、まだまだ朝な夕なにパトロールは欠かせないわけで。

折角自分のブログにリンクを張ったのにもう少し有効活用しないと全然Usefulじゃないぢゃんバラぢゃん!と思い直して張り直した(実際リンクが上手くいってなかったpageもあったし)。



以下、改めて自問自答(^^;

【Q1:そもそもゾウムシとチョッキリの違いって何?】
『チョッキリの国』によると、ゾウムシとチョッキリは触覚が違うらしいのだが、『ゾウムシの小部屋』を開いて様々なゾウムシとチョッキリの図を比べても、楽趣味にはさっぱり浅漬け皆目遣唐使なのであ~る。・・・って答えになってないから「自問自答」と違うぢゃんバラぢゃん。
ま、違いなんてゾウムシ博士やチョッキリ博士ででもない限り分かりゾウさんってことで・・・良いんでね?次行こ、次。

【Q2:そもそもバラゾウムシってゾウムシの一種?】
「バラゾウムシ」・・・その本名はクロケシツブチョッキリ、学名をAuletobius uniformisというらしいです。
クロケシツブチョッキリはその名の通り体が黒で芥子粒みたいに小さく、好んでバラを食害し新芽を萎えさせたり花首や蕾に産卵して「グテっ(+.+)(-.-)(_ _)」とさせたりする甲虫です。何でや知らんけど、バラが好きらしく、バラに被害が目立つから、昔から「バラゾウムシ」という通称で呼ばれていたらしいです。
つまり・・・バラゾウムシという名の虫はいるようで居ない。
ま、そんなこたぁ、どうでもいいっちゃどうでもいいことです。
次行こ、次。



【Q3:そもそもどのチョッキリがバラを食害するの?】
これはもう、Q2の答えを書いた段階で自明の理っちゅうもんかと・・。しかしながら、虫某はバラを食害しないから~と思っていた虫が「やっぱ食ってんぢゃんバラぢゃん!」ってことは当然起こりうるわけで、つい数日前も「バラが蟻を・・・ぢゃなくて、蟻がバラを囓ってる~!」って事件が発生したばかりですから、クロケシツブ以外のどんなチョッキリがバラを食害するかなんて決めつけられないと思う今日子のごろ寝。
なんしかカモシカ、チョッキリを見たら「バラの敵!」と思って捕獲するが宜しいかと(^^;チョッキリが蟻の天敵だというのでしたら話は別ですが..。それはなさそうだし。
天敵と言えば、チョッキリの天敵はクモ&ある種のハチ。クモもいろいろあるから、どんなクモがチョッキリの天敵になるのかは分かりません。先だって楽庭で蟻をぐるぐる巻きにしてたクモ(ココ)みたいなクモ?・・・ってどんなクモだったか証拠写真がないではないかっ!?



羅雫の森「虫の部屋」にある「チョッキリの国」によると、
ケシツブチョッキリ族 Auletini
非常に小型の一群で,筒状の体に,長く直線的な口吻,やや横に張り出す複眼が特徴である.性差は余り大きくはなく,野外で見分けるのは難しい.一般にオスの方が複眼がより張り出し,前胸側面の膨らみが強い.
生態はよく似ており,新梢,新芽,新葉,つぼみなどに穴をあけ産卵する.産卵した部分の直下に穴をあけ,上部を枯れ死させる.幼虫は土中に潜り蛹化する.多くの種は夏までに羽化し,一部の新成虫が現れ後食する.クロケシツブチョッキリとリュウキュウケシツブチョッキリは年に何回か羽化するようである.
日本には1属 6種が棲息する.

ということなので、産卵された被害部は見つけ次第処分しないと、だわね。時々蕾がポテっと落ちてたりするけど、口吻突き刺した痕があったら産卵してる可能性あるから。
ここに書いてある「一部の新成虫が現れ後食する」ってどういう意味なんでしょ?どなたか詳しい方おせ~てくだはい。

チョッキリ類の越冬は種類によって少しずつ違う場合もあるようだけど、基本は土の中や葉っぱの下等暖かい所だよね。ゾウムシも樹皮下で固まって越冬してたりするのもいるみたいだし。

というわけで、今日までのゾウムシチョッキリ被害者は、
・ピンクノックアウト葉っぱbyゾウムシ
・羅ローズもりもり蕾と新芽byチョッキリ
・ポールセザンヌ蕾byチョッキリ
・フィンブリアータ新芽byチョッキリ
・あおい蕾byチョッキリ
・楽庭MR4号蕾byチョッキリ

く、くっ●~~!!
やっぱ、あのフラワーベッドが怪しいかも(ーー;;
早めに何とかしないとイカンの薫製、だわ。
それとも、早朝にニーム大佐を薄く撒くか。
あの爺さん、めっちゃ早起きだからなぁ・・・。



2 件のコメント:

  1. なますて~
    うちのほうがかなりチョッキリ被害大です~(><)
    で、最近気になっていたのが、クロケシツブでないような、薄茶色っぽい斑模様のチョッキリっぽいのを見かけるんですよ。
    見た途端に捕獲して潰してしまうので、証拠写真を撮ってないのですが…。
    楽さんのところではどうですか~?

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  2. かおりん Namaste/^^

    既に昨夜の睡眠不足とアルコホールで瞼がおもぉ~い^^
    薄茶色っぽい斑模様のゾウムシだったら、楽が今日ふん捕まえたのがそんな感じだった。お腹の部分が丸っこくて体長6mmくらい。福光村の #K095,-1 スグリゾウムシっぽかったよぉ~ん。
    ニーム+月桃ボトルが干上がったら有象無象魑魅魍魎が姿を現すかも新米けど・・・そんなことをする有機は茄子^^
    地道に捕獲して地道に減らしていくしかないっすかねぇ。

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