いつか駆けた野のジャクリーヌ

西方のロサレーン、昨日(5/5)の画像です。

ジャクリーヌデュプレが咲き誇っていました。
ジャクリーヌは、昨日Yさんに教えてもらったバラ友さん庭にいました。
そうです。西方ロサレーンの一番端にあたる地点です・。

その一角は狭い公道から家屋によってほぼ視線をさえぎられています。
けど、Yさんに「バラを意識しながらずっと右を見て歩くように｣と
教えてもらった通りに歩いていくと・・・
それまでモノクロに見えていた景色が角度によってほんの一瞬･・・
ほんの一瞬、薔薇色に輝く光が差したかのように見えたかと思うと、
ほんの一瞬、ほんの一瞬が永遠の時に感じられる瞬間に変わる、
そんな一瞬のスローモーション劇がゆっくり解けていく時空の回り舞台。




この庭のRosalindはお留守のようでした。
「お邪魔しま～す｣と誰にとはなしに挨拶して癒しの空間へ。
古枝で手作りのアーチが配置されていました。
バラ庭の淵にはジャックマニー系のクレマチスが何種類か開花。
庭の境界先にはいつか見た風景が広がっています。
幼い頃このあたりを駆け回っていた記憶がチラリ蘇りました。

バラの品種名は確認できませんでした。
恐らくそうじゃないかな?と思うものをてんちょんちから拝借しました。
間違っているかもしれません。

次にこちらのお庭を訪問する機会があれば、
その時お話を聞かせてもらえたらいいなと思います。

ロサレーンの一番奥からUターンした途中のお庭(Ｋさん宅)では
暑かったからか、初老の女性が夕方の水遣りをしてらっしゃいました。
ちょっと立ち止まってお話しました。
聞くと、お嫁さんがバラを育てていらっしゃるとか。
カフェが美しく花開いていました。他にもたくさん。
暗くなってきたので帰路に着こうと西方ロサレーンの入り口へ。
傾きかけのコンクリートブロック塀が一部欠けている曲がり角。
何気なく目線をあげるとクイーンエリザベスが聳え咲いていました。

その時、今まで知っていたのに分からなかった事実に気づきました。
それは、西方ロサレーンの入り口にあるＧさん宅の裏庭角。
そこから、楽実家の庭にエリザベス女王がもたらされたことに。
そして、その角を基点として逆方向にもロサレーンが伸びていることに。
簡単に図示するとこんな感じ
↓

〔西〕←Yさん友＝Yさん＝Kさん＝Gさん＝楽実家＝1～6→〔東〕

途中で角度を若干変え、所々2本のレーンが走っているものの、
それに、バラ庭のあるお宅がずっと連続しているわけではないものの、
楽実家ほぼ真向かいのＧさん宅を真ん中にして、西方ロサレーンは
東西全長1kmほどの距離となって連なっていたのです。
その距離に目視確認できただけで10のバラ庭が存在しました。
Yさん、Gさんのように中庭・裏庭にもバラが育てられてるとしたら?
何だか狐につままれたような感覚を全身に纏いつつ
興奮冷めやらぬままに母の待つ家に帰着した時は
とっぷり日も落ちていました。

これは・・・いったい・・・!?
ジャメヴ?デジャヴ?それとも・・・?

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