2011-08-11

放射能防御プロジェクト

Facebookはアカウントを持ってないから詳細は分からないけれど、
原発事故と放射能汚染ならびに防御に関して、
放射能防御プロジェクトRadiation Defense Project
ってページが出来ている。
正しい情報を発信していこうという姿勢。

目下のところ、関東一円に広がっている放射能汚染の実態を調査した
関東土壌汚染調査マップ
首都圏土壌調査結果(表形式)
に情報が上げられている。

土壌汚染マップを見ると、これまで目にすることが出来た(なかなか公表されなかった公的機関からの情報も含め)放射の拡散予測図などとほぼ被さるように汚染が広がっているようだ。
東京の多くの地点で、チェルノブイリ原発事故後に設定された第四区分の「放射線管理区域」に匹敵する量のセシウムが検出されていることにも面食らうが、千葉県の松戸市では第三区分の「希望移住区域」に匹敵する地点、埼玉県の三郷市においては、義務的移住区域となる「一時移住区域」となる程の線量が検出されていて、暗澹たる気持ちになってしまう。

新茶の季節に神奈川県の足柄茶から規制値を上回る放射性セシウムが検出された報道は日本列島を震撼とさせたけれども、土壌調査結果を見ると、首都圏でも比較的線量が低めの神奈川県において、放射性物質が一様に拡散しているわけではないことが見て取れる。
同心円での拡散状況という刷り込みから脱却しなければならない現実だろう。

気になったのが、幾つかの地点で不検出となっていること。
これはどういう飛散状況だったのか?と首を傾げてしまう。
検出されないのにこしたことはない。
だが、何が起因して汚染が低め/不検出となったのか?
地理的要因?微気候(気象)条件のなせることか?
のちのち専門家による分析が為されることになるのだろうが、不思議だ。

今後、西日本での調査結果も掲載される予定とのこと。
是非とも全国津々浦々まで出来るだけきめ細かく測定して貰いたい。
そして、汚染の少ない地域への汚染拡散を是が非でも防御せねばなるめぇ。


本来ならば、国がやるべきことなのだろうけど・・・

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