2011-04-26

出開きは掻く、ブラインドは切る

右サイドバーの「オモロイて思われてん」で、最近、芽かきする?出開きとブラインドって過去ログがベスト10入りしてるから、久しぶりぶりに「バラ:育てる(栽培ポイント等)」ラベル記事です。

いえね、マダム高木のバラ栽培サイトに「出開き」ってどんなん?ってのを確認できるページがあったんですけどね、最近本を出版されたらしくて、当該サイトが見当たらなくなっちゃって、で、仕方なく、自分のページを再確認し、そういえば、「これがブラインド枝だ!」って画像を貼り付けてなかったなぁと思って、クララが立ったわけです。


【改めて復習:出開きとブラインド】

・出開きとは・・・芽が出て葉が1段展開するところまでは行ったけど、それ以上生長しないもの(この時期になると、さすがに「出開き」は殆ど掻いちゃったりしてるため、出開きってどんなん?って方は、上記「芽かきする?」って記事中、1枚目の画像みたいな芽をご参照くださいませ)

・ブラインドとは・・・芽が無事に伸長して5枚葉等(品種によって異なる)が何段かになったけれど、春先の寒の戻りなどで生長が止まり、花芽の形成が行われない貧弱な枝。

他にもブラインド枝は存在するんですが、
如何せん気づいた時に撮影していなかったりしたので
数日前の画像からちょっくらホジクリだしてみました。
枝枯れっぽい症状も出てる枝で恥ずかしながら・・・
サフラノアフルールルージュのブラインド(○印)


〔画像はクリックで拡大します〕
ね?
葉の付け根辺りに、一寸「ぷっくら」したのが見えるでしょ?
いま、これを仮に「ぷくちゃん」と名づけます。
栄養状態が良くて花芽形成時に寒さにあたらなければ、その「ぷくちゃん」箇所が更に伸びてステムになったり、或いは、その箇所から花芽が出てきて蕾が形成されたりする筈なんです。


では、次に、そうやって蕾ができた事例を。


バラの品種はERです(のはず^^)
これも、クリックで画像拡大します。

「ぷくちゃん」が2段になってますでしょ?
恐らく、最初のぷくちゃんが出来てきた頃は、未だそれほど暖かくなかったと思うんですが、幸運なことに、第一のぷくちゃんが「おネンネしてしまおうかな?それとも起きていようかな?」って迷ってる頃に外気温が上がり始め、夜半の気温もそれほど下がらず、降霜などもなく時間が経過し、第二のぷくちゃんの目が覚めて、それが伸長したために花芽分化が促され、蕾ができたのではないかしら?
・・・かように推察いたしまする。

花芽形成のポイントは、素人考えですが、第二のぷくちゃんまで新芽が伸びるかどうか、ではないかと。
だから、ですねぇ~、ブラインドっぽいなぁ~と思っても、もしかしたら第二のぷくちゃんが出てくるかもしれないというケチな考えで、なかなか第一のぷくちゃんをピンチ(手で掻き取る事)できないんですよ。

逆に考えれば、出開きってのは、ピンチ(指で掻く)できるってこと。
ピンチせずにそのまま放置プレーしてもいいのですが、枝の風通しが悪くなったりするし、何より、日照が不足して余り生長しませんから、出開きは早めに掻き取ったほうが良い場合が多いみたいですね。

とはいえ、楽庭では、殆どの第一ぷくちゃんは、弱小枝になっちゃうことが多いため、結局、鋏で切ることになるんですけどね。ま、そのほうが、栄養分が万遍なく行き渡り、次の花芽分化→形成へと繋がりやすいのでしょう。

なお、以前にもどこかで書きましたが、このブラインド枝って、放っておくと黒星病に罹ったり、縮葉や斑点葉などの症状が出て病葉(わくらば)が出やすくなったりします。
・・・って、あくまで、観察して感じたことですけど。

折角だから、開花した画像をば・・・^^


サフラノアフルールルージュです。



さらに、折角だから、散り際の画像も・・・


右サイドのプロフィール


左サイドのプロフィール

ソーヤープロットティーでした。

6 件のコメント:

  1. おはようございます。

    今年はモダンのツルばらが軒並みブラインドになってしまって
    どうしたもんかなー
    と、昨日は楽さんの過去の考察を参考にしておりました。

    いかんせん私もケチな考えで躊躇しておりました故、
    指では摘めない硬くなった先端を鋏でプチプチやってみました。
    果報は寝て待ちます(^^

    ところで。。。

    昨日、前回作った《楽レシピ魚カレー》に加え損ねた「タマリンドペースト」を使ってリベンジしたのです。
    さらに美味しかった!

    そして余談もあって。

    ペーストの蓋を開け匂ったものに刺激され
    「いつか嗅いだことがある!」
    と思いながら、
    ひとさじ、ふたさじ、みさじ、よさじ。。。

    気がつくと半分が無くなって、ようやっと
    「梅エキス!」
    と、思い出すことができました。

    それは幼少の頃
    「体に良いんだぞ。一日ひとさじ!」
    と、舐めさせられた「唾液腺が痛くなる食べ物」に似ているのでした。

    でもタマリンドは、この梅味に黒砂糖の風味とまろやかさを足したようでとっても美味しい!
    普通に、酸味が足りないヨーグルトにかけても美味しかったので、これは定番化しそう。
    美味しい出会いをくれた楽さんに感謝です。

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  2. azkingさん こんにちNamaste/

    つるバラは、うちでもブラインド多めです。やっぱ、地植えじゃナイトむずかしいのかしら・・・

    タマリンドペースト、確かに梅エキスに通じるものがあるかも。
    酸っぱさと甘みが絶妙に美味しいですよね。
    マンゴーチャツネも揃えると、最強の天竺香になるはずです!
    (^0^)

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  3. 再びこんにちは。

    マンゴーチャツネですね!
    了解です。最強目指します。
    で、これはどの割合で混ぜるとよいですか?

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  4. azkingさん Namaste/

    え~っと、マンゴーチャツネもどっちかっつ~と甘酸っぱさがあるので、味加減見ながら投入すると失敗が少ないかも、です。
    種類もいろいろあるみたいだし、辛さもいろいろ。
    漬け込むマンゴーの多くはグリーンマンゴーですけど、生産国によっても違うみたいですよん。

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  5. こんばんは。

    ありがとうさぎ~♪ぽぽぽぽ~ん♪

    なるほど、なるほど。
    『甘酸っぱくて、種類がいろいろで、辛さもいろいろ』

    え'''!?辛さ??
    チャツネって甘いものではないのですか?

    気になって調べました・・
    あ~~辛味スパイスが意外とふんだんに使われているものなのですね。
    いやーこれは、冒険ショッピングですねー
    使いきれるもんなのか心配ですが、困った時の楽レシピ頼りってことで冒険してみます!

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  6. azkingさん お返事遅くなりNamaste/

    日本で買えるマンゴーチャツネの多くは、それほど辛さの幅はないと思いますよ~。
    パンに塗って食べても美味しいですよん。
    カシミールパンとの相性はバッツグン!です。

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