2011-04-18

Papyに蕾が(^▽^)ぱぴぃ~

青灰色粘塊のPapy -この土はなんじゃらほい-
でお知らせした根頭がん腫罹病のパピィですが、
このたび、ちんまい蕾が出現しました。


ちっちゃくて分かりにくいですが。


今のところ、以下のがん腫苗も何とか生育中です。
・アブラハムダービー
・グリーンアイス(2鉢)
・和音
・アスピリンローズ
・ピエールガ二エール
・ジェネラスガーデナー
・スヴニールドゥフランソワゴーラン


以下、ちょっと重い話。

これらのがん腫苗は、周囲の罹病していないバラ苗鉢には潅水後のこぼれ水が接触しないような配置にし、更に、水遣り時の排水によって周囲土壌を汚染しないようにと、テラス部分の一所にゆるく集合させています。鉢底から流れる水はテラスの床面を濡らした後、排水溝から主に雨水枡へ。う~ん、それもどうかなぁ、とは思うのですが、現在のところ、他に手立てが思い浮かばず。


がん腫に罹ったら、バラ苗を処分するという方途もあります。
けれど、今まで枯死していない苗を処分したことはありません。

楽庭で、がん腫罹病→枯死→処分という道筋を辿ったバラは、記憶と記録(【更新用】根頭がん腫罹病苗一覧)が正しければ、5品種。

根頭がん腫病が枯死の単一の要因ではない苗もあるかと推察しますが、根頭がん腫病が苗の生育を阻害することは確実。樹勢が弱まり根が傷んでいるところへもってきて、「あら?水分不足かしら?」とか「栄養不足かしら?」と、慌てて水遣りを繰り返したり、栄養を与えたりして、益々弱らせ傷めつけてしまって、根ぐされを併発させたりって事も過去に経験しました。

根頭がん腫病には未だ治療薬がありません。
どこかの農業技術センターで、果樹向けに開発された根頭がん腫治療薬が花卉にも適用される途上だという話もあるみたいですけど。

生物農薬「バクテローズ」は、あくまで防除薬。
植物活性剤「バイネキトン」は、症状の改善に現在最も有効(「ローズバイネキトン」という記事で、バラの根頭がん腫病治癒に効果がある旨の報告を掲載)?
バイネキトンは1リットル容器を最近購入したこともあって、1ヶ月に2度ほど潅水に利用しています。時々、竹酢液を混合したニームなどを土壌潅水したりもしてます。

場合によっては、2年連続して瘤の発生が無いバラ(和音、アブラハムダービーなど)も存在するので、瘤を除去したときにバイネキトン原液で処理したことが、功を奏しているのかもしれない、とは思います。本来ならパッチを当てるようにバイネキトンをしみこませた物を幹部に当て、確認のために時々掘り返しては再処理するのが良いらしいですけど、そこまで実行する余裕はありませんから、地上部の生育状態に際立った変化を見落とさないよう注意していくしかないかな、と思ってます。



ジェネラスガーデナー、本日の姿。
やたらに芽が出てきたのは良いけれど、
これじゃあ、風通しは悪いわ、日照を遮られる芽もあるわってんで、
好ましい状況ではないでしょうね。
近いうちに芽かきしないと。。。


バイネキトン1リットルボトル直販については、コチラ

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