2011-04-07

優しい光に包まれて

一昨日4月5日は、二十四節気「清明」であった。
花々が咲き、燕の到来を知るという。


遅い時期に用土替えをした。
花も例年より少し小さめ。
だけど、巡り来た春には覚醒の力がある。



柔らかな春の日差しを浴びようとするかのようにタイツリソウ。


名前を忘れられた緑色のヘレボルスが一つ。




また別の鉢に緑色のヘレボルスが小さく開花していた。



葉は虫に食われ、よじれ、頼りなさげだけれど、
名前を忘れられたヘレボルス同様、健気に咲いていた。


健気に。



・・・海は、わたしたちのすべてだからである。あらゆる国々の貿易は海をこえなければならない。陸を吹きわたるかの風も、その発祥の地は広大無辺の海であり、そして結局は海に帰ろうとしている。
大陸そのものも、浸蝕された陸地の一粒また一粒という形で、海へと溶解し、消えてゆく。海から立ち去った雨もふたたび河川へと帰る。その神秘な過去の時代に、海はさだかならぬ生命の起源のすべてを内包し、そうしてさまざまに姿を変えた後に、ついには同じ生命の骸をも受け入れてゆく。すべてこの世にあるものは、最後には海へ---あたかも永遠に流れてゆく時間の流れのように、ものの始まりであるとともに終わりである海洋の川、かのオケアヌスへと帰ってゆくのである。〔レイチェルカーソン『われらをめぐる海』最終行〕


・・・

2 件のコメント:

  1. こんにちは。

    ヘレボルス~
    先週積雪ゼロ(といっても北側はまだまだ雪が残っています)になり、ヘレボルスの蕾が姿を現しました。
    雪の重みで這いつくばった状態ですが、次第にたくましく起き上がってくる予定です。

    鉢バラを冬囲いをしたままですが、陽の当たる場所に移動しました。
    来週植え替えて根のチェックをしていこうと思います。
    2本ほど、越冬できませんでした。
    どちらとも前回の冬越しは、問題なかったのですが。12月まで温かく枝固めが十分でないまま冬を迎えてしまったかも・・・。

    あと一本、フランシス・デュブリュイも枝の先が結構枯れていて、この先厳しいような。

    以前オールドブラッシュを凍らせて真っ黒な枝にしてしまってから、ティやチャイナ系統は避けていたのですが・・・魅力に勝てず。

    地植えのバラは、屋根からの雪も落としっぱなしの位置なので、まだまだ40~50cmの雪の中です。

    雪を少々掘って枝先のチャックをしたところ、こちらは今のところ大丈夫。
    もう少し雪の中にいてもらいます。

    ばらを少し買い足そうかなぁ、と思い始めています。

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  2. memさん こんにちNamaste/^^

    こちらは風がもの凄く強く吹いていて、バラの枝もあちこちでしなったりたわんだりからんだりしています。。。今の時期の強風には心穏やかではいられません。

    鉢植えヘレボルスは、何度も水切れさせてナヨ~って状態になったりしてますが、いつの間にか復活する逞しい子達ですよね~。寒冷地のほうが良く育つ希少種もありますよね^^

    バラの枝固めって結構大事なポイントですね。うちも枝枯れが進行中の苗は、寒い時期にうまくいかなかったのかも、って感じてます。ティーはどうか分かりませんが、チャイナ系は暑さにも寒さにも強いのが多いような気がしますよ~~~買い足しましょう買い足しましょうよ~(^^;

    わたくしめも目下選考中です^^

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