2011-07-09

end up? rainy season 2011

平年より2週間ほど早く関東甲信越でも梅雨が明けた、らしい。
梅雨入りが早かったからねぇ。
貯水池あたりでは雨が少なめだった?
今年の夏は水不足になりそう?

嗚呼、そんな季節の話題だけで切り上げられれば・・・
去年までの私の人生には、底の見えない暗闇の穴は無かった。
いや、単に潜在していることに気がつかなかっただけだろう。
いつ何が起きるか分からないのだから。
個人の生き様においては、
「ほんのちょっとしたこと」
が、その後を大きく左右する場合がある。

あの時、あの一言さえ口にしなければ(口にしていれば)
あの時、あそこの角を曲がらなければ(曲がっていれば)
あの時、あの人と出会わなければ(出会っていれば)
あの時、あれを許さなければ(許していれば)

私と全く同じ人間が異次元の宇宙空間のどこかに存在していて、
私と全く違う人生を歩んでいるという仮想妄想にふけるのなら、
そして、その異次元の私が、この異次元の私の人生を知ることができたら、
この異次元の私の生き様を哀れむだろうか、
苦笑いするだろうか、
馬鹿にするだろうか、
羨むだろうか?
その異次元の私はバラが好きだろうか?


おっと・・・また下らない戯言だわ。

だけど、
福島県産の牛肉、都内の処理場で規制値超えるセシウム-最大6倍超
ってなニュースが朝から飛び込んで来る現実世界。

放射性セシウムが検出された肉牛11頭を出荷した福島県南相馬市の畜産農家の男性は、NHKの取材に対し、「とても驚いている。しっかり原因を調べてほしい」と話しています。
この畜産農家の牛舎は、東京電力福島第一原発からおよそ30キロ離れた「緊急時避難準備区域」にあり、栃木県の企業から飼育を依頼された150頭余りの肉牛を飼育しています。農家によりますと、餌として与えていたのは去年近くで刈り取り保管していた稲のわらと、飼育を依頼されている企業から購入した輸入品の配合飼料だったということです。飼育用の水は深さ10メートルほどからくみ上げた地下水を使い、自分たちも飲んでいたということです。出荷の際には県の家畜保健衛生所の職員2人が牛舎に来て、スクリーニング検査を行い、問題はなかったということです。畜産農家の男性は「けさ、県から連絡を受けて放射性セシウムが検出されたと聞き、驚きました。原因が分からずとても不安です。水や餌なども含めしっかりと原因を調べてほしい」と話していました。〔牛出荷の農家“原因調査を”NHKNEWSWeb7月9日 17時16分〕

餌:去年近くで刈り取り保管していた稲のわら、輸入品の配合飼料
水:深さ10mほどからくみ上げた地下水

厚労省による水道水における放射性物質対策中間取りまとめという報告が、今年6月、「水道水における放射性物質対策検討会」というところから提出されており、水源の種類別の検査結果と飲用井戸の検査結果が表にされている。
と、それを見たからと言って何がどうなのかはちんぷんかんぷん。
専門機関の追跡調査を待つしかない、のか?


それにしても、だ、原発事故現場から約30kmの地点での生活や営みを3月の爆発から行政が許容していたというのには改めて驚嘆せざるを得ない。


考え出すと、目の前が暗くなる。うつうつうつうつ。
それもこれも、無能無策な行政のせいだがや!


死の灰は間違いなく降ったのだよ、明智君。
いいかげんに目を覚まして認めたまえ。
そこからスタートしなければ、何も始まらない。


無色で肉眼に見えず、臭いも無く、味も無い。
植物の根は大地から吸収してしまう。
動物は食物から体内摂取してしまう。
我々人間も同じ動物なんだよ。
水に含有されていても、日差しに透かして判別できない。



先月末のマダムエミリシャロン麗姿


怒りを通り越してる・・・以前も書いた。
あきれ返っている・・・これも以前書いた。

どうしてくれよう。
これから暑く苦しい夏が待ち受けている。
暑い夏は、数ヶ月経てば去る。

放射能の脅威は、簡単には去ってくれない。
どうしてくれよう。


「ただちに影響は無い」

そうだ。
ただちに影響は無いのだ。
ずっと後になって、ずっとずっと影響は続き、苦しめられるのだ。


どうしてくれよう。

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