2011-06-09

静岡の茶葉からもセシウム検出という件

以下、時事ドットコム記事からの引用。

静岡の製茶から規制値超のセシウム=一部地区の「本山茶」
 静岡県は9日、静岡市葵区藁科地区の茶工場で生産された「本山茶」の製茶から食品衛生法の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える679ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。製茶を仕入れた食品販売業者から、自主検査で規制値を上回ったと報告があったため、県が再検査し確認した。
 県は、茶工場に対して出荷自粛を要請。業者は販売した製茶を自主回収する。ただ県は、問題の製茶をお湯で煎じて飲んだり、茶葉を食べたりしても健康に影響のあるレベルではないとしている。(2011/06/09-21:26)

twitterで教えてもらうまで、本山茶が静岡市で生産されている茶葉だという認識はなかった。
以前、生協で「本山」と名のつく徳川家に献上された茶を再現したという商品を購入し、その美味しさに舌鼓を打ったことがあった。徳川家から単純連想で愛知県辺りの茶葉だとばかり勝手に想像していたのだ。

件の製茶を仕入れた食品販売業者が自主検査をしていなかったとしたら、再検査されなかったかもしれず、ひいては、規制値を超える値の認識には至らなかったというのだろうから、如何に危機意識が左右するかということの現れでもあろう。
ここでも、「はて?」と首を傾げてしまうのが、「出荷自粛を要請」する行政当局が「健康に影響のあるレベルではない」とアナウンスする点だ。
健康に影響のあるレベルでないなら、何ゆえ出荷自粛を要請するのだ?
影響があると踏んで出荷自粛をするのとでは違うだろうに。
また、健康に影響があるかないかを何故いとも簡単に公に出来るのだろうか?どこのどんな研究機関のどのような過去のデータを基に考慮した結果なのかな?
不思議で仕方ない。

先月には神奈川県の足柄茶から放射性セシウムが検出された。
植物は、土壌から水分や栄養分を根が吸収する。
その結果、葉に降下した放射性塵というのではなく、植物体内に入ってしまった放射性物質として検出されたわけだから、福島原発事故現場から遠く300km以上離れた地域の土壌も広く放射能汚染されていると考えるのが現実的なのではないか?

一刻も早く、放射能汚染マップの詳細を明らかにして欲しい。
誰しも「どこ産の生産物が安全なのか、あるいは汚染度が低いのか」を知りたいはずだ。今まさに口にしようとしている食べ物の安全性(放射能であれ化学物質であれ病原性の細菌やウィルスであれ同様)を考えながら食べていかねばならないのだから。
それは、生きていくうえで、子孫のことを考えるうえで、当たり前のことだ。
その当たり前のことに対して、国は責任をもって対処すべきだ。

個人で食べ物がどれくらい放射能汚染されているかを計るのはかなり困難な現状。計器は高い。検査を頼むにはお金がかかる。
放射能汚染に対して神経質になるのは、食べ物だけではないから、尚一層、そのことにエネルギーを費やすことのシンドサを感じてしまう。

どうにかならんのか?
正しく信頼できる情報を、しかるべき時に公表できないのか?

まったくもって頭にくる。
東電の福島原発事故に関する報道が日々少なくなっているのも気になるところだ。決して終わってなどいないのにもかかわらず。

足柄のお茶はなぜ汚染されたか 関東平野の放射能汚染状況 ――福島原発震災 チェルノブイリの教訓(8)|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン

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