2011-05-29

攻防の果て

蜘蛛は虫じゃない?
脚が8本ある節足動物で、虫の分類には入らない。
ベンガル語ではマクルシャ。羅語だとaranea。

バラの蕾に小さな穴を開けた芋虫がいた。
芋虫のお尻が外に出ていたのを見つけた蟻がやってきて、
芋虫を咥え、穴から引きずり出そうとしていた。

 
蕾頂上から芋虫と蟻の攻防を見ているのか、ハナグモ。

 
萼の隙間から脚を出して入り込もうとするハナグモ。

 
胴体の部分まで入ったよ、ハナグモ。

 
出たり入ったりのハナグモ、何がしたいんだぃ?

結局、蟻は芋虫を穴から引きずり出せず、
ちびんちゃいハナグモも右往左往するばかり。

そうこうするうち、業を煮やした巨人楽趣味の手が伸びて、
蟻と芋虫をいっしょくたに抓んでしまいました、とさ。
ハナグモは何処かへ行ってしまいました。

・・・・・おしまい。


 
サフラノアフルールルージュの名残花が咲いていた午後でした。

 
梅雨入り前のダムドゥシュノンソー。

 
雨降り日曜のシュウカイドウ桃花。


因みに、芋虫に穴開けられたのはテンダーの蕾。


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